「与信」と「融資」の違いとは?分かりやすく解釈

「与信」と「融資」の違い違い

この記事では、「与信」「融資」の違いを分かりやすく説明していきます。

「与信」とは?

「与信(よしん)」とは、「審査をして、返済能力がある借り手に信用(貸付上限の金額)の枠を与えること」を意味している金融用語です。

「与信」というのは、金融機関が実際の融資をする前に「職業・収入・資産・担保・他の債務などの審査」をした上で、いくらまでならお金を貸すことができるという「信用(貸付可能な金額)の枠」を与えることなのです。


「融資」とは?

「融資(ゆうし)」とは、「銀行・ノンバンク(消費者金融)などの金融機関が、借り手の信用(返済能力)に応じたお金を貸し付けること」を意味している金融用語です。

「融資」とは「金融機関と借り手(債務者)の間でお金の貸し借りをすること」であり、「融資」を受けるためには、借り手が返済能力があることを示して信用(貸付金額)の枠を得る必要があります。


「与信」と「融資」の違い!

「与信」「融資」の違いを、分かりやすく解説します。

「与信」「融資」はどちらも「金融機関とのお金の貸し借りに関連する金融用語」ですが、「与信」というのは「返済能力があると判断できる借り手(債務者)に信用・貸付上限の枠を与えること」を意味しています。

「与信」に対して「融資」のほうは、「銀行・ノンバンク(消費者金融)などが、与信に応じて資金を貸し付けること」を意味している違いがあります。

つまり、「融資」を受けて事業資金・設備投資・住宅ローン・自動車ローンなどのお金を借りるための前提条件として、「与信(いくらまで借りられるかの信用)」があるのです。

まとめ

「与信」「融資」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「与信」とは「返済能力がある相手に信用(貸付)の枠を与えること」を意味していて、「融資」「銀行・ノンバンクなどが信用に応じて資金を貸し付けること」を意味している違いがあります。

「与信」「融資」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。

違い
意味解説辞典