この記事では、サッカーの「インサイドハーフ」と「センターハーフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インサイドハーフ」とは?
「インサイドハーフ」とは、「MF(ミッドフィルダー)の中でも攻撃に参加する率が高いポジション」のことです。
「インサイドハーフ」は通常、MFのうちの二人がそのポジションに割り当てられています。
「インサイドハーフ」は中盤の守備を行いながらも、攻撃の起点となる機会を常にうかがっているような攻めのポジションになります。
「インサイドハーフ」の選手はチャンスがあればドリブルで前線に出たり、スルーパスをCF(センターフォワード)に送ったり、ウイングと連携してゴールを狙ったりするのです。
「センターハーフ」とは?
「センターハーフ」とは、「MF(ミッドフィルダー)の中で中央に位置するポジション」のことです。
MFのことを「ハーフ」とも呼ぶので、ハーフの真ん中にいるという意味で「センターハーフ」といいます。
「センターハーフ」は中央の中盤にいて、「試合全体を観察して攻撃と守備の指示を出す司令塔」としての役割を担うことが多くなっています。
「センターハーフ」はロングキックやパスで前線にボールを送りますが、自分自身がFWと一緒になって敵陣深くまで入っていくことはほとんどありません。
「インサイドハーフ」と「センターハーフ」の違い
「インサイドハーフ」と「センターハーフ」の違いを、分かりやすく解説します。
「インサイドハーフ」も「センターハーフ」もサッカーのポジションではMFに当たります。
「インサイドハーフ」は、「攻撃参加・攻撃の起点づくりの役割が重要になるポジション」である違いがあります。
「センターハーフ」は「MFの中で中央にいる選手のポジション」を指します。
「インサイドハーフ」のような「攻撃の布陣」への参加より、「司令塔の役割」に期待される違いが挙げられます。
「インサイドハーフ」には通常「二人」を当てます。
一方、「センターハーフ」はMFで真ん中にいる「一人」を指す点も異なっています。
「インサイドハーフ」はチャンスがあればドリブルやパスでFWと一緒に前線まで出ますが、「センターハーフ」は基本的に守備を担うので前線まで出ていきません。
「インサイドハーフ」の例文
・『世界でもっとも有名な攻撃力とボール保持力のあるインサイドハーフとして、アンドレス・イニエスタの名前を挙げる解説者は多いでしょう。』
・『インサイドハーフは守備の役割も期待されていますが、それ以上にフォワードと連携した攻撃力が重要になってきます。』
「センターハーフ」の例文
・『センターハーフはトラディショナルな2-3-5のフォーメーションで、MFの中央にいてゲームメイクをする重要な役割を担っています。』
・『センターハーフの選手に求められる資質は、90分走り続けられる体力と試合全体の状況を判断できる思考力になります。』
まとめ
サッカーの「インサイドハーフ」と「センターハーフ」の違いを詳しく説明しましたが、いかがでしたか?
「インサイドハーフ」のほうが「センターハーフ」よりも、「守備と合わせて攻撃に参加する度合いが大きなミッドフィルダー(MF)である」といった違いを挙げることができます。
「インサイドハーフ」と「センターハーフ」の違いを知りたい時は、この記事を参考にしてみてください。