この記事では、「愛知」と「愛媛」の違いを分かりやすく説明していきます。
「愛知」とは?
日本の中部地方に位置する県です。
長野県、岐阜県、静岡県、三重県に隣接しています。
県庁所在地は名古屋、面積は5172.92平方キロメートル、人口は2021年7月の時点で7525239です。
県の木はハナノキ、県の花はカキツバタ、県の鳥はコノハズクです。
名古屋飯という言葉があり、愛知にはおいしい料理がさまざまあります。
たとえば、味噌かつです。
味噌かつとは、豆味噌ベースのソースをかけたとんかつのことです。
「愛知」県の多くの飲食店で食べることができます。
一部地域ではなく、「愛知」の多くの店で食べられるということは、それだけ「愛知」の人々に愛されているといえるでしょう。
小倉トーストは「愛知」県発祥の食べものです。
トーストしたパンにマーガリンあるいはバターを塗って小倉餡をのせたもの、パンに小倉餡を挟んでトーストしたものなどがあります。
「愛知」県は餡の消費量が多く、喫茶店の数が多い地域です。
「愛知」の使い方
日本にある県を指して使用する言葉です。
中部地方にあります。
「愛媛」とは?
日本の四国地方に位置する県です。
徳島県、香川県、高知県、広島県に隣接しています。
県庁所在地は松山市、面積は5676. 23平方キロメートル、人口は2021年7月の時点で1324882人です。
県の木はマツ、県の花はみかんの花、県の鳥はコマドリです。
みかんの栽培量が多い地域です。
温州みかんやいよかんなど柑橘類の生産量は22. 3万トンにもなり、40年以上もの間、日本一位を誇っています。
なぜ柑橘類の生産量が日本一なのかというと、気候が関係しています。
「愛媛」県は瀬戸内海に面し、海に反射する太陽がまぶしく照りつけています。
また、年間平均気温が15度以上で、冬は最低気温が氷点下5度以下になることがなく、柑橘類の栽培に適しています。
栽培している品種は40種類以上にもなります。
たとえば、温州みかん、デコポン、いよかん、ポンカン、甘夏、はるみなどがあります。
また、「愛媛」県のオリジナル品種の開発も行っています。
みかんを使用したさまざまな製品も販売しており、たとえば、みかん大福、みかんゼリー、調味料の塩みかんなどがあります。
「愛媛」の使い方
日本にある県を指して使用する言葉です。
四国地方にあります。
「愛知」と「愛媛」の違い
どちらも日本にある県です。
どちらも「愛」という漢字を使用しているため、紛らわしいですが、位置している場所が違います。
前者は中部地方、後者は四国地方に位置しています。
「愛知」の例文
・『愛知県出身です』
・『愛知のおいしい食べもの』
「愛媛」の例文
・『愛媛を観光で訪れた』
・『愛媛でみかんを食べた』
まとめ
どちらも「愛」という漢字を使用しているので紛らわしいですが、それぞれの県が位置している場所は異なります。