「待ち合わせ」と「集合」の違いとは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「待ち合わせ」と「集合」の違いとは?違い

この記事では、「待ち合わせ」「集合」の違いを分かりやすく説明していきます。

「待ち合わせ」とは?

あらかじめ場所と時間を決めておいて、相手が来るのを待つことです。

たとえば、午前11時に喫茶店に来るように、と相手と約束をしました。

そして、指定した喫茶店に午前11時ごろに行き、相手が来るのを待っていました。

この行為が「待ち合わせ」です。

この場合は「喫茶店で待ち合わせ」ということができます。

「待ち合わせ」という言葉は、どこでという具体的な意味はありません。

そのため、「待ち合わせ」をする場所が、喫茶店でも、駅でも、公園でも、会社の入り口でも、あらかじめ場所と時間を指定していれば、「待ち合わせ」ということができます。

時間も具体的に何時だと意味に含まれていません。

そのため、午後12時でも、午前12時でも、あらかじめ場所と時間を指定していれば、「待ち合わせ」ということができます。


「待ち合わせ」の使い方

あらかじめ場所と時間を決めて、相手を待つことを指して使用する言葉です。

相手と約束していない場合には使用しません。


「集合」とは?

「集合」には2つの意味があります。

一つは、一か所にあつめることです。

また、集まることです。

集まるには、多くの人や物が一か所に寄るという意味があります。

学校で朝礼があると、講堂や体育館などに生徒が集められます。

多くの人が一か所に寄ってきているので、これは「講堂に集合する」のような表現ができます。

ツアー旅行でもこういったことがあります。

ツアー旅行では、目的地に着いたら自由行動をしていい場合があります。

自由行動をしていい時間は決まっており、出発の時刻になったら指定された場所に全員が集まるように指示されます。

一か所に集まってくるので、これも「集合」です。

もう一つの意味は、数学の基本概念の一つです。

「集合」の使い方

多くの人が一つのところに寄ることを指して使用する言葉です。

主に人について使用をします。

「待ち合わせ」と「集合」の違い

一つのところに来るという意味が似ているのですが、同じことではありません。

「待ち合わせ」は、あらかじめ時間と場所を指定して、その決められた場所で相手を待つことを意味しています。

「集合」は一つの場所に集まること、また集めることです。

誰かを待つという意味ではありません。

「待ち合わせ」の例文

・『待ち合わせ時間に到着した』
・『駅で待ち合わせをする』
・『待ち合わせ場所はどこにしようか?』
・『彼女と待ち合わせをしている』

「集合」の例文

・『集合場所を忘れてしまった』
・『体育館に集合してください』
・『全員集合しましたか?』
・『集合写真を撮る』

まとめ

一つのところに来るという意味が似ている2つの言葉ですが、それぞれの言葉の意味は異なります。

「待ち合わせ」は相手を待つこと、「集合」は一つのところに集まること、集めることです。

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