この記事では、「身を委ねる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「身を委ねる」とは?意味
「身を委ねる」とは、「みをゆだねる」と読みます。
「身」とは、自分の事を指し、「委ねる」とは全てを任せるという意味を持ちます。
そのため「身を委ねる」とは、自分の身体を相手の思うがままにさせるという意味を持ちます。
「身を委ねる」の「委ねる」ものは、自分の身体だけとは限りません。
場合によって自分の考えや運命、さらには人生そのものまでを相手に全て任せるという意味さえ持ちます。
会話の文脈によってどういった意味で使われたのかを判断します。
「身を委ねる」という言葉が使用された時は、重要な決断や決定をした際に使用さる事もあります。
「身を委ねる」の概要
「身を委ねる」とは、自分の身体や考えなど、相手に全て任せるという意味となります。
基本的には、自分がケガなどの理由で動けなくなった場合などに、介護者に体を任せるという意味で使われます。
しかし、「委ねる」とは、相手に思うがままにさせるという意味を持つため、この言葉が使われる場面はとても重要な会話や、重要な決断をした際に使用される場合もあります。
人は自分の身体や運命などについて、そう簡単には全てを任せると思うに事はありません。
そのため、人生の岐路に立たされた際に、この人ならば自分の全てを任せられると思った場合に使われます。
「身を委ねる」の言葉の使い方や使われ方
「身を委ねる」とは、自分の身体や運命、人生などを他人に全て任せるという意味を持ちます。
自分の身体を他人に預けたり任せたりする場合に使用されます。
例えば、ケガなどの理由で自由に歩行できない場合は、介護者に「身を委ねる」事で歩行の手助けをしてもらいます。
他にもスポーツなどの場面で、初心者が指導者に「身を委ねて」指導してもらう事もあります。
それ以外に「身を委ねる」が使用される時は、重要な決断をする時などになる事があります。
例えば、結婚という重要な決断するとき、二人が互いに「全て身を委ねる」事で、結婚という契約が成立すると言ってよいでしょう。
他にも生涯働く事になる勤め先などにも「身を委ねる」人もいるのではないでしょうか。
このように「身を委ねる」とは、自分を他人に全て任せるという場合に使われます。
「身を委ねる」を使った例文
・『足を骨折して歩けなくなってしまい、看護師に身を委ねた』
・『私はこの会社に身を委ねる決意をした』
・『先日プロポーズされた私は、彼に身を委ねる事を決めた』
まとめ
「身を委ねる」とは自分の身体や運命、人生などを他人に全て任せるという意味を持ちます。
ケガなどの理由で、身体を支えてもらう相手に「身を委ねる」事もあるでしょう。
他にも、重要な決断をする場合に使用される事もあり、使用例は幅広くなっています。