「骨盤矯正」と「整体」の違いとは?分かりやすく解釈

「骨盤矯正」と「整体」の違いとは?違い

この記事では、「骨盤矯正」「整体」の違いを分かりやすく説明していきます。

「骨盤矯正」とは?

「こつばんきょうせい」と読みます。

人は歩くクセや姿勢の悪さによって、体調不良が発生しやすくなります。

原因はひとつではありませんが、中でも骨盤の仙腸関節が正しい位置からズレてしまうことによって、全身のバランスが大きく崩れてしまうことが明らかになっています。

仙腸関節は、上半身を支えつつ下半身からの衝撃を緩和するという役割を持っている関節です。

そのため、ズレが生じると腰痛や血行不良による冷え性や頭痛などの小さな不調を原因とする病気にもなりやすくなり、放っておくと悪化の一途を辿ることにもなりかねません。

そこで、有効的とされているのが骨盤矯正なのです。

骨盤矯正の手段はいくつかあり、カイロプラクティックや整体、鍼(はり)、エステティックなどがあります。

いずれも保険適用外となるため、長期間の施術を受けようとする場合は費用も嵩んでしまいます。

ただし、仙腸関節のズレによって明らかに不調が生じていると診断された場合には、治療として保険が適用される決まりです。

近年は、骨盤矯正を行うことで美容にも効果があると施術を検討する女性が増えてきています。

血流が良くなることでダイエット効果や美肌効果が期待できるからです。

また、女性特有の子宮などを患っている人にも注目されています。


「整体」とは?

整体は、読んで字の如く身体を整えることです。

骨のズレなどを正すことで、身体全体の調子が整います。

すると筋肉のコリを解して疲労回復力が高まるなどの効果が得られます。

日頃から意識して整体をしていると病気になりにくい体質になれるので、トータル的な身体のメンテナンスとして古くから行われてきました。

治療よりも呼ぼうとしての意味合いがあります。

似た言葉に整骨がありますが、役割が別です。

もしも交通事故などでケガをしたときなどは整体ではなく整骨院へ行き、治療を受けます。

定期的に訪れて、身体の様子などを知り、悪化するのを防ぐためには整体院へ行きましょう。

そのため、整体に保険は使えませんが、整骨では保険が適用されるので費用的には割安になります。

ただし、費用だけで病院を選んでしまうと不調の解決にはならないことを承知しておく必要があります。


「骨盤矯正」と「整体」の違い

「骨盤矯正」「整体」の違いを、分かりやすく解説します。

骨盤矯正は、主に仙腸関節のズレを正すために行います。

また、整体は積極的な治療というよりも予防効果を狙って行います。

まとめ

「骨盤矯正って、何のため?」「整体って、痛そう」と行うことに消極的になっている人もいるのではないでしょうか。

身体のメンテナンスを定期的に行うことで、病気にならず健康を維持しやすくなります。

自分に合ったペースで運動をする、栄養バランスの良い食事をすることを心掛けている人に、骨盤矯正や整体はとてもおすすめです。

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