この記事では、「足繁く通う」の意味を分かりやすく説明していきます。
「足繁く通う」とは?意味
「あししげ(く)かよ(う)」と読みます。
足繁くの足には、ある場所へ行くことです。
また、繁くには回数を重ねることや頻繁という意味があります。
つまり、足繁く通うとは、何度も何度も同じ所へ行く様子を表しています。
「足繁く通う」の概要
同じ場所へ何度も行きたくなるには理由があります。
例えば、会社の近くに新しいレストランができたとします。
ある日、ランチタイムに同僚と行ってみたら、値段が驚くほどリーズナブル。
一番のおススメとなっていたハンバーグを食べたら、味も抜群に美味しく大満足でした。
ランチは毎日のことですから、リーズナブルに食べられて且つ美味しいレストランは大歓迎です。
そこで、次の日はよりコスパの良さそうなオムライスを試したら、これも文句なしの美味しさでした。
結果、同然のように毎日のランチはこのレストランで食べるようになったのです。
まさにこの状態を足繁く通うと言います。
何度食べてもまた食べたくなるレストラン。
来る日も来る日もランチになったらそこへ行きたくなってしまうのです。
このように、歴とした目的意識をもって何度も通い続ける状況が当てはまるのであり、結果的にたまたま同じ場所へ何度か行っただけという状況は、足繁く通うとは言いません。
「足繁く通う」の言葉の使い方や使われ方
どれくらい頻繁に行けば足繁く通う状態なのでしょうか。
もしも月に1度だけだった場合は、足繁くとは言えません。
では、週に1度ではどうでしょう。
間違いではありませんが、足繁く通うという言葉が持つ強い意味合いよりも弱く感じてしまいます。
それよりも多ければ足繁くという意味に当てはまる印象です
では、具体的にどのように使うのか例文をご紹介しましょう。
『絶品オムライスが食べられるレストランだから、足繁く通う甲斐がある』
『あれだけ足繁く通うなんて、何か魂胆があるに違いない』
あくまでも回数を重ねた状態でなければなりません。
「足繁く通う」の類語や言いかえ
似た言葉として、「通い詰める」「頻繁に通う」「たびたび、訪れる」「しょっちゅう行く」「何度も足を運ぶ」「頻繁に顔を出す」「高頻度で出向く」などが挙げられます。
また、レストランなどのお店に足繁く通うということは「常連になる」「行きつけになる」ということ。
そういった意味で足繁く通うことと、とてもよく似ています。
まとめ
毎日の生活を思い返してみると、意外に足繁く通っている場所はあるものです。
頼りになる最寄りのコンビニ、頑張った自分へのご褒美として買いたくなる美味しいパン屋さん、暇をつぶすのにうってつけの雰囲気の良いコーヒーショップ。
気が付くと、「あそこへ行こう」と既に歩き出していることがあるのではないでしょうか。
足繁く通うほどお気に入りの場所があることは、とても良いことであると言えます。
なぜなら、それは自分をハッピーにする術を承知しているということだからです。