この記事では、「キュベレイMk-2」と「量産型キュベレイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キュベレイMk-2」とは?
ネオ・ジオン軍のトップであったハマーン・カーンが搭乗したニュータイプ専用モビルスーツキュベレイの二号機にあたる機体で、AMX-004-2という形式番号となっています。
オリジナルのキュベレイの白いボディに対して濃紺のボディが特徴で、腰に装備されている脳波による遠隔操作兵器ファンネルの搭載数が増えています。
それ以外の機能自体はキュベレイと同じです。
ハマーン・カーンは政治的な役割を担うことから必ず出撃できるとは限らないという情勢とキュベレイの戦闘能力の必要性を満たすために作られた機体で、ハマーン・カーンの機体と同時に出撃したことはありません。
パイロットは強化人間のエルピー・プルです。
また、赤い機体はエルピー・プルのクローンであるプルツーが搭乗したキュベレイMk-3で赤いボディになっていることと、モビルスーツ自体が遠隔操作ができる点がキュベレイMk-2との違いです。
キュベレイMk-2とエルピー・プルはZZガンダムのパイロット・ジュドー・アーシタと行動をともにし、プルツーが操るネオ・ジオンのサイコガンダムMk-2に特攻をかけるという最期を迎えています。
「量産型キュベレイ」とは?
強力な機体であるキュベレイの量産を目的とした機体で、シルエットは非常によく似ていますが、外見上同じ部品はほぼないのが特徴で、ファンネルの搭載数は大幅に増えており、背面には自由に稼働するビームキャノンであるアクティブカノンが搭載されて攻撃力が高くなっています。
所属はネオ・ジオン軍ですが、グレミートトの反乱でパイロット及び全ての機体がグレミー側についています。
最終的にはキャラ・スーンが操る大火力のニュータイプ専用モビルスーツ・ゲーマルクと交戦して全滅しています。
「キュベレイMk-2」と「量産型キュベレイ」の外見の違い
「キュベレイMk-2」と「量産型キュベレイ」はボディカラーが濃紺とピンクの組み合わせが同じだった時期がありましたが、量産型キュベレイの色はグレー系の時もありました。
曲線がキュベレイMk-2のデザインの特徴ですが、量産型キュベレイは頭部を中心に若干角張ったデザインとなっており、キュベレイMk-2より抑揚の抑えられたデザインとなっています。
また、二の腕がチューブ状にも見えるのが量産型キュベレイの特徴です。
「キュベレイMk-2」と「量産型キュベレイ」の性能の違い
「キュベレイMk-2」と「量産型キュベレイ」は設定スペックが完全に同一と表記されていますが、形状が違いすぎるため機動力や防御力などの面は不明な点が多くなっています。
大幅に増えたファンネルの数とアクティブカノンの搭載によって量産型キュベレイの方が火力は上となっています。
まとめ
「キュベレイMk-2」はキュベレイの色違いとしてとらえられることが多くそのおかげで商品化にも恵まれていますが、「量産型キュベレイ」は模型化は未だ達成されておらず割と撃墜するシーンも少ないなどやや不遇な期待といえるかもしれません。