「ご相伴に預かる」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「ご相伴に預かる」とは?意味と使い方

この記事では、「ご相伴に預かる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ご相伴に預かる」とは?意味

「ご相伴に預かる」とは、3つの意味があり、一つは人と行動することを意味し、人と行動することでおもてなしを受けることを指し、人付き合いをすることでおこぼれを貰うの3つです。

なお、預かるは、元々は与るという言葉が正しく、こちらの意味は、恩恵を受けることや随伴して物事に関わることを指します。

ですが、「ご相伴に預かる」も正しい意味で、何故なら受けた恩は後日返すということであれば、この意味も実は正しいと解釈されています。


「ご相伴に預かる」の概要

「ご相伴に預かる」は、要は、第3者と関わることで何か得をしようという考え方で、得という部分が接待を受けることや利益を受けるためにお仕事などのプロジェクトに関わることの他おこぼれを貰うことにあり、実のところ、単なる招かざる客です。

おこぼれを貰うことのみにおいて関係者ではないのにも拘らずおこぼれを貰うのが、ご相伴で関係者どうしで利益を得たり、接待を受けるというのであれば、主賓という言葉を使用します。

お相伴は、関係者同士や正式に招待を受けたものを指すためこちらの言葉であれば招かざる客ではありません。

その為、自分が招かざる客だと理解しているのであれば、皮肉で「ご相伴に預かる」と言えば一応聞こえは良いのではないかと思われます。

ですが、自分が正式に招かれたお客である場合は、「主賓に預かる」とするのが正しいです。


「ご相伴に預かる」の言葉の使い方や使われ方

「ご相伴に預かる」は、おこぼれや接待を受ける際に言う言葉で、どちらかというと正式な招き入れを受けていない人物が使用します。

「ご相伴に預かる」を使った例文

・『結婚式の、エキストラの欠員の補充要因としてご相伴に預かる』

この例は結婚式に登場するエキストラの補充要因として結婚式参加したという例です。

「ご相伴に預かる」は正規の参加者ではないため、このケースでは補充要因のことを指しています。

まとめ

「ご相伴に預かる」は、要は、第3者として接待を受けるという意味で実のところ、招かざる客です。

主賓である人物の付き添いとしてきているか、主賓と呼べる人物の付き添いですらない人物のことを指すため完全に招かざる客であると言えます。

その為、「ご相伴に預かる」は良い意味では、主賓という人物の立場を利用して行事に参加して利益を得ることにあるのですが、主催者側としては、同伴者の存在については許容しない主催者もおり、「ご相伴に預かる」という行為自体を否定する主催者も存在します。

こうなりますと、主催者側自らが、「ご相伴に預かる、「方はご遠慮願います」等関係者ではないものが行事に参加することを良しとしない事業者もあり、必ずしも同伴者となり、利益を得ようとすることが成功するわけではないのです。

その為、「ご相伴に預かれない」という否定されてしまうことも現在の日本では考えられるのです。

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