この記事では、「刺々しい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「刺々しい」とは?意味
「刺々しい」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「刺々しい」は「とげとげしい」と読むことができます。
「刺」には、「突き刺す」や「刺し殺す」という意味がありますが、「針」という意味があり、この場合は「針のようにとがっている」ことを意味します。
これを踏まえて「刺々しい」には、「見るからにとげのようだ」という意味があります。
針のように先端がとがっているものを見たとき、「刺々しい」と表現します。
また「人の態度や、言葉遣いにとげがある」という意味もあります。
「刺々しい」の概要
「刺々しい」という言葉は、単純に世の中にある、とげのように先端がとがったものに対して使うこと、また、人の態度や言葉遣いにとげがあると感じるようなときに使うことがあります。
例えば、枯れ木を見たときに、枝の先端がとげのようにとがっているのを見たとき、「刺々しい枯れ木」と言うことができます。
同時に、誰かの態度に対して、つっけんどんだと感じたとき、「彼の態度は刺々しい」などと言います。
このように「刺々しい」という言葉は、物にも人にも使用することができます。
「刺々しい」の言葉の使い方や使われ方
「刺々しい」という言葉は、大きく分けて二通りの使い方をします。
まず、物に対して使う場合です。
例えば、家の門扉の上に、空き巣などが侵入するのを防ぐように針金が設置されているとき、「あの門扉の上は、刺々しくて、人が乗るのは難しい」などという使い方ができます。
次に、人に対して使う場合になります。
例えば、ある女性が彼氏に対して怒っているとき、言葉遣いが荒くなったり、皮肉が込められていたり、つっけんどんになったりするのではないでしょうか。
このような場合、「彼女の態度が刺々しくて、気が休まらないよ」などと、「刺々しい」という言葉を使うことができます。
「刺々しい」の類語や言いかえ
「刺々しい」という言葉の類語には、「つんけんする」があります。
「つんけんする」には、「不愛想で、態度がとげとげしている様子」という意味があります。
先述した通り、「刺々しい」には、大きく分けて二つの使い方があり、人に対して使う場合があります。
この「津見する」という言葉は、人に対して使うため、その部分で重なる言葉になります。
例えば、喧嘩をした翌日、相手の態度が刺々しいことがあるでしょう。
このような時、「つんけんする」という言葉を使うと、「昨日喧嘩していたから、つんけんして挨拶すらしてくれない」などという使い方をすることができます。
まとめ
「刺々しい」という言葉についてみてきました。
「刺々しい」は物にも人にも使うことができる便利な言葉になります。
何かがとげのようにとがっていたり、誰かの態度や言葉にとげがあると感じたとき、「刺々しい」という言葉を使ってみましょう。