この記事では、「赤の他人」の意味を分かりやすく説明していきます。
「赤の他人」とは?意味
「赤の他人」は、自分と全く血縁関係や親族関係の他、友人という間柄でもないただの普通の人のことを指します。
要は、知らない人のことを「赤の他人」と日本では呼ぶのです。
なお、アメリカやイギリスでも全く知らない人のことを意味する言葉があり、black strangerという言葉がアメリカやイギリスで言う「赤の他人」です。
「赤の他人」の概要
「赤の他人」は、何故赤色なのかという疑問ですが、これは、明らかという言葉が聞き間違いによりあからかという言葉になり、「赤の他人」という言葉に定着したという説が濃厚となっています。
なお、「赤の他人」という呼ばれ方は実はまだましな呼び方でして、英語圏では他人については罵りではないかととらえられるいい方がありまして、fucking strangerという言葉で知らない人だという言い切りがあり、この言葉は他人はクソであると初めから決めつけた言い方です。
「赤の他人」の言葉の使い方や使われ方
「赤の他人」は、まったく知らない人のことを赤の他人という言葉で表現し、知らない人に会った際に使用します。
もしくは、知っている人であるが、あえて知らない人だという場合にも使用することもあり、何故そうした言い回しをするかというと身内として恥ずかしい人物と知り合いであるとした場合、周囲に対しての世間体がありますのであえて知らないという言い方を「赤の他人」という言葉を使用して周囲に言うこともあります。
「赤の他人」を使った例文
・『お前とは今日から赤の他人だ』
この例は、身内から今日をもってして他人であると宣言された例です。
要は血縁者や親類の他友人関係などを解除し、他人であるとした例です。
他人であると言われる理由ですが、恐らく対象者と知り合いであることで不都合が生じるが故知り合いであるという事情を解消することでトラブルの回避を図っていると思われます。
・『兄さん、今日だけ赤の他人でいてほしい』
この例は、兄という存在が弟にとって障害になるが故、一日だけ他人のふりをしてくれという例になります。
何故、兄が弟にとって障害になるかは分かりませんが、このケースにおいては兄側は弟の移行に従う必要性は実のところありません。
正当な理由を弟が述べた場合でも、それに従うかは兄側に決定権があります。
まとめ
「赤の他人」は、要は知らない人のことで、明らかに他人であるという、あきらかという言葉を聞き間違えあからかな他人と聞き間違えたことから、「赤の他人」という言葉に定着したと言われています。
なお、他人のことを色で表すのは日本だけではなく、アメリカとイギリスでは他人は黒色で表現され、もっと悪いい方も存在しているのです。
なお、アジア圏の中国は、意外に知らない人のことを完全に知らないと言い切っており、完全と言い切ったうえで知らない人と言い切っています。