この記事では、vipスターの意味を分かりやすく説明していきます。
vipスターとは?意味
vipスターとは、インターネット上で使われている言葉で、幅広い年代の人たちが自分の聴きたい曲を選び、ダウンロードして楽しみます。
そんな曲の中から人気がでるものが登場しますが、中でも平井堅の有名な曲に「pop star」があり、軽快でノリのいい音楽として多くの人の心を掴みました。
この曲の題名が「vip star」に変化し、電子掲示板の2ちゃんねるで使われるようになったのです。
vipスターの概要
暇な人たちが集まり書き込みして楽しむ現在5ちゃんねるの当時2ちゃんねるでは、安いものばかりに囲まれて生活する人たちで溢れていました。
そのような生活している人が掲示板内では少しでも高級な雰囲気でやり取りをして、交流を楽しみたいと思ったことがきっかけでVIP板を立ち上げます。
このとき、書き込みしている人の多くが定職を持たない人ばかりであったため当時流行っていた平井堅の曲で“pop star”(ポップスター)という曲の歌詞にある「無職ばかりの板だけど」と歌う歌詞が話題となり、この題名からvipになりたい掲示板を利用する人たちに当てはめたことで「vipスター」という言葉が生まれたのです。
その後、2ちゃんねるのVIP板を利用する人が平井堅のpop starをvipスターにして替え歌を作ったその曲が多くの人に受け入れられて、掲示板の管理人であるひろゆき氏の耳にも届きます。
しかし、著作権的に「真っ黒」な曲であるので、掲示板の管理人であるひろゆき氏は歌詞を勝手に使ってしまうことは違法であると言い、vipスターは面白い歌ですが、正規に採用するのは難しいと胸の内を語っています。
掲示板に書かれた人気の言葉を発表する式では関係者が「平井堅さんと連絡のとれる方はいないか」と著作権側に聞く様子が会場内の笑いを誘い、盛り上がったのでした。
vipスターの言葉の使い方や使われ方
2ちゃんねるの掲示板にあるVIP板で書き込みをしている人のことを「vipスターの人たち」と言い表します。
彼らは紳士的で言葉も丁寧、大人な振る舞いをします。
質のいいやり取りを心がけ、人が傷つくようなことは書き込まないというvipスターに相応しいやり取りができる人が集まる板なのです。
vipスターを使った例文(使用例)
・お笑い動画では激ウマバージョンのvipスターがあった。
・大人気アイドルの初音ミクにvipスターを歌わせる姿が話題となった。
・JASRAから替え歌のvipスターを削除する要請が届いた。
激ウマバージョンやテロップバージョンのvipスターがありましたが、現在は削除されています。
オタクの神でもある緑色の髪の毛が美しい初音ミクに当時話題となったvipスターを歌わせて、その姿を見て喜ぶ人が続出しました。
また、vipスターの歌詞を削除しなさいとJASRAから同一性保持権の理由により情報サイトを発信するこばりゅうさんのVIP STARに要請がありました。
それだけ人の曲を変えて発表するのは危険なので注意が必要です。
まとめ
平井堅のpop starからvipスターが生まれました。
インターネット上の掲示板では、有名な曲の歌詞を面白く変えて、多くの人と共有することがあります。
アレンジするときは著作権に気をつけて、楽しくvipスターを楽しんでみるのもいいものです。
自分なりにアレンジして、個性的で独創的な歌詞にして楽しく口づさんでみましょう。