この記事では、「ロールプレイングゲーム」と「シミュレーションゲーム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロールプレイングゲーム」とは?
想像上のある役柄を演じることであるゲームというのが元の言葉で、テーブルトークロールプレイングゲームなどコンピューターゲームではないロールプレイングゲームが発祥となっています。
キャラクターを操作してストーリーまたは洞窟探検などミッションを進めていくタイプのゲームで、戦闘やミッションそのものではない登場人物や村人などの会話によってもストーリーが進んでいくこと、またはコマンド入力による操作が含まれるある、お金やレベルアップの少なくとも一方の概念がある、キャラクターごとに職業や特性があることなどが現在のロールプレイングゲームの定義と言え、戦闘や移動などにアクションゲーム的な操作を要求するアクションロールプレイングゲームもあります。
また、厳密な定義ではありませんがプレイ時間が長く、現在ではメモリーカード、過去ではパスワードなどでゲームを再開できるシステムを持っていることもロールプレイングゲームの必要要素と言えます。
「シミュレーションゲーム」とは?
ゲーム上でまるで実際にあったような体験をするゲームを指すケースが有り、この場合は鉄道の運転手や飛行機のパイロット、プロ野球やサッカーチームの監督、馬主などを始めとして様々な職業のシミュレーションを楽しむことができます。
シミュレーションゲームとして一般的にイメージされるものは戦略シミュレーションゲームで、実際の歴史をモチーフとしたものやアニメ作品をモチーフにしたものなど様々なものがあり、基本的にはプレーヤーが多数の軍勢を操作したり、兵士を強化するというものになっています。
こういったゲームでは兵士一人一人のキャラクター性があまり強くなく、名前がついてない味方側の兵士が存在するケースもあります。
この戦略シミュレーションゲームにロールプレイングゲームの要素を足したものもあり、戦闘のない町のシーンで仲間を集めたり武器を買ってまた戦闘をするという仕組みです。
「ロールプレイングゲーム」と「シミュレーションゲーム」の違い
「ロールプレイングゲーム」と「シミュレーションゲーム」の違いを、分かりやすく解説します。
ロールプレイングゲームは想像上のある役柄を演じるゲームという意味合いが発祥で、主人公及び仲間を操り、城や町で情報を集め武器を買い、フィールドでモンスターと闘うというスタイルがイメージしやすいでしょう。
多くの作品でストーリー性が高くなっています。
シミュレーションゲームはパイロットやトラックドライバー体験ができるゲームと戦略シミュレーションゲームに分かれており、戦略シミュレーションゲームでは10人以上の兵士を操って敵軍と闘うケースが多く、史実に基づいたものなどもあり、多くの場合で戦闘機や戦車は実在のものが登場しても兵士一人一人のキャラクターは設定されず敵と闘うことに特化したゲーム性となっています。
まとめ
シミュレーションゲームは戦略ものと体験ものの二つに大別することができ、ロールプレイングゲームは戦闘がアクションのもの、コマンド式のものなど多数に分かれています。
いずれもオンラインゲーム化も可能なジャンルです。