「ルーピー」とは?意味や使い方、分かりやすく解釈

「ルーピー」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ルーピー」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ルーピー」とは?意味

「ルーピー」とは、「知的に愚かで劣っているさま」を意味している俗語(スラング)です。

「ルーピー」には、「頭が悪くて愚かな人・愚鈍なさま」「正常ではなくて狂っているように感じられる人・(まともにやり取りすることができず)クレイジーなさま」といった意味合いが備わっています。

「ルーピー」の原義は「ループ(輪)がある状態」であり、英語で「loopy」と表記することができます。


「ルーピー」の概要

「ルーピー」という俗語が日本で有名になるきっかけは、平成22年(2010年)4月14日づけで、米国の新聞社「ワシントンポスト」が、鳩山由紀夫元首相(第93代内閣総理大臣)を「ルーピー」とネガティブに形容したことでした。

2010年4月12日にワシントンで開催された「核安全保障サミット(47ヶ国)」に参加した鳩山由紀夫首相(当時)は、「普天間基地移設問題」で非現実的な公約を無理に実行しようとしたため、米国のオバマ大統領(当時)にほとんど相手されず冷淡なあしらいを受けたのです。

ワシントンポストが鳩山元首相について、「hapless and increasingly loopy Japanese Prime Minister Yukio Hatoyama(不運さに加え、愚劣さを増している鳩山由紀夫首相)」と記事で酷評したことで、日本においても「鳩ぽっぽ」の渾名に代わって「ルーピー」と揶揄されるようになったのです。


「ルーピー」の言葉の使い方や使われ方

「ルーピー」の言葉は、「ある人物に正常なレベルの知性・教養・判断能力が感じられず愚かなさま」を意味して使う使い方になります。

「ルーピー」というスラング(俗語)は、「愚かで馬鹿な人・的外れで知性が感じられないタイプの人」「風変わりで狂っているように見える人」を指し示して使われることが多いのです。

「ルーピー」は、「頭が悪すぎるためにまともな話し合いをすることができない+知性が欠如して狂っている印象を受ける」といったネガティブな意味合いで使われている俗語なのです。

「ルーピー」の類語や言いかえ

「ルーピー」の類語・言いかえには、以下のような言葉があります。

・『クレイジー』……正常な判断能力を失っていたり非常識な妄想に陥っていたりして、狂っているさま。

普通ではなく、風変わりでおかしなさま。

・『愚劣(ぐれつ)・愚か者(おろかもの)』……知的(まとも)ではなくて愚かで劣っているさま。

知性が低かったり無意味な言動をしたりしている愚かな人。

・『馬鹿(ばか)』……その場で求められていることができず、頭が良くないさま。

知的レベルが低くて、賢明さ・判断力が感じられないこと。

まとめ

「ルーピー」という英語のスラングの意味や類語を分かりやすく説明しましたが、いかがでしたか? 「ルーピー」の俗語は、鳩山由紀夫元首相に関する報道が発端で有名になりましたが、「知的水準が低くて愚かなさま・頭がおかしくて正常ではない」の意味合いを持っています。

「ルーピー」の意味・概要・言い換えなどについて詳しくリサーチしたい人は、この記事の内容を参考にしてみてください。