恋人に死体人ってどんな人? という質問に対し定番の回答として出てくるのが「フィーリングが合う」というものです。
多くの人は相手と「フィーリングが合う」ことを重要だと考えていますが、具体的にはどのような意味で使われている言葉なのでしょうか。
今回は、「フィーリングが合う」の意味と類語を紹介します。
「フィーリングが合う」とは?意味
「フィーリングが合う」とは、「価値観や感性が近く気が合う」という意味の言葉です。
「フィーリングが合う」の概要
人の内面というのは千差万別、文字通りひとつとして同じものはありません。
何を美しいと感じるか、どんなことにお金をかけるか、インドア派かアウトドア派かなど人が違えば考えが違うのが当然です。
そのように違うのが当たり前な人の内面ですが、たまには自分と考えが近く似ている人もいます。
そのような「内面的な感覚が近い」ことを表すのが「フィーリングが合う」という言葉です。
「フィーリングが合う」の「フィーリング」は英語の「feeling」で「人や物から受ける漠然とした感情」という意味を持っています。
言葉では説明しがたい感覚的に受ける印象や雰囲気などモヤモヤしたものが「フィーリング」であり、そのようなあいまいで説明しづらい感覚であるのに不思議と一致するような相手のことを「フィーリングが合う」と表現します。
なんとなくの感情が合っていることを表す言葉ですが、人の漠然とした感情というのは言語化できていないだけで必ず何らかの根拠があるものです。
過去の経験や学習、先天的な好みや善悪など自分でも上手く説明できないがはっきりと感情として存在するものが「フィーリングであり、そのようなこころの深い部分に由来する感情が合う相手というのは簡単に見つかるものではありません。
「フィーリングが合う」人とは一緒にいても気を使うことが少なく同じものを見て喜び同じ事態に悲しみを共有できる得難い人物です。
恋人や結婚相手、友人や仕事のパートナーなどともに歩む相手としては理想的です。
「フィーリングが合う」の言葉の使い方や使われ方
・結婚相手にはフィーリングが合う人がいい。
・フィーリングが合うからこそ長年喧嘩もせずに添い遂げられているのです。
・初対面からなんとなくフィーリングがあうなと感じていました。
・言葉にしなくてもフィーリングが会うので失敗は少ない。
「フィーリングが合う」の類語や言いかえ
・馬が合う
「相手との呼吸がピッタリと合っていること」という意味の言葉です。
転じて「考えや気持ちが合っていること」という意味で使われるようになり、「一緒にいて気遣いをする必要がないほど気心がしれている」ことを表しています。
「フィーリングが合う」が感覚や感性が近いときに使われる言葉であるのに対し、こちらは実際に話したり一緒に行動したりして上手くいっている仲の良い様子を表す場合に使われます。
・波長が合う
「お互いの心や気持ちが通じあっていること」を表す言葉です。
好みや志向がよく合うことを意味する言葉で「フィーリングが合う」とはほとんど同じ意味であり置き換えてもそのまま通じます。
・反りが合う
「お互いに考えや感じ方が似ていて相性がいい」という意味の言葉です。
は刀と鞘の反りが一致しぴったり納まる様子に由来する言葉で、パートナーとしてぴったりである様子を表します。
まとめ
「フィーリングが合う」というのは感覚的な表現であり抽象的な気持ちを言語化した言葉です。
正確に意味を解釈しようとするのではなくぼんやりとした抽象的な表現をそのまま受け止めて理解を深めましょう。