「コーヒー吹いた」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「コーヒー吹いた」とは?新語・ネット用語

この記事では、インターネット上の会話で思わず笑ってしまったことを伝える言葉「コーヒー吹いた」の意味を分かりやすく説明していきます。

「コーヒー吹いた」とは?意味

唐突に面白い画像や言葉を見せられて思わず笑ってしまい、その時飲んでいたコーヒーを吹いてしまったという意味の言葉で、お茶を飲んでいればお茶吹いたという使い方が可能です。

パソコンがインターネットの主流だった時代から使われている言葉で、チャットなどではキーボードを心配する声が流れることもありました。


「コーヒー吹いた」の概要

コーヒー吹いたという言葉は面白かった、突然笑わせやがってと言ったニュアンスを含んでいる言葉で、インターネット上の会話、掲示板やチャットで発生した言葉ですが、実際問題としてコーヒーを吹いたかどうかは本人のみ知るところではあります。

嘘としては嘘を付く側にメリットが一切ないことと、やや中途半端なので信じてしまう部分はあります。

また、証拠写真の添付が別段望まれている光景ではないことも言葉として長く使われている理由とも言えるでしょう。

アスキーアートが作られていた時代もあります。

コーヒーを吹いたという言葉はやや賞賛の意味が含まれているものの、不意打ちを食らった気分ということも含まれているため、比喩表現的に会話で使うにはタイミングがかなり難しく、実際にコーヒーを吹く状況に合う可能性のほうが高いとすら考えられます。

コーヒー吹いたの対義語は無反応であることを指す言葉全般と言えるでしょう。

なお、往年のテレビドラマ探偵物語で松田優作がコーヒーを吹くシーンがありますがこちらは笑ったというニュアンスではなく、まずいというニュアンスで使われており、アスキーアートも作られていますが、悪い意味の驚きなど広めの範囲で使われていました。


「コーヒー吹いた」の言葉の使い方や使われ方

笑ったという意味では「年俸10000円とテロップで出てコーヒー吹いた」「面白い画像が挟まれてコーヒー吹いた」などの使い方があり、予想外の事態というニュアンスでは「テレビに実の母が映っていてコーヒー吹いた」という使い方も可能です。

「超コーヒー吹いた」などのような強調した言葉はありません。

「コーヒー吹いた」の類語や言いかえ

「笑った」「ワロタ」「w」「草」など笑うことを示す言葉であれば代用でき、意味は近いものの、こちらのほうが使えるシチュエーションが広くなっています。

「コーヒー」の部分を変えて「コーラ吹いた」「味噌汁吹いた」などの使い方も可能です。

「ドンペリ吹いた」あたりから別のネタとしての言葉の要素が強くなり、飲料として飲めないものを吹くなどした場合は完全にネタでしょう。

まとめ

「コーヒー吹いた」という言葉は画面の外のリアリティを想像させる珍しいタイプのインターネットスラングで、笑ったというシーンで使えますが、性質的に連発すると嘘に見られてしまうでしょう。