この記事では、主に男性キャラクターを女性化したイラストを描くことを指す「女体化」の意味を分かりやすく説明していきます。
「女体化」とは?意味
男性キャラクターを女性にしてデザインを特徴を残しつつ女性的にするというパロディで、外見が男性のキャラクターであればほぼ誰でも対象にできます。
外見が女性のキャラクターでは単なる服装のアレンジにとどまり女体化とは言いません。
漫画キン肉マンの女体化作品キン肉マンレディーや、漫画ONE PIECEにおいて、おまけページで主要キャラクターの性別逆転を行っていたり、スマホゲーム乖離性ミリオンアーサーやシールで人気のビックリマンの主要キャラクターが女体化をオフィシャルストーリーで行っているなど歴史的にはそれなりに長いものがあります。
一般の人が行うのは二次創作に当たり、インターネットか同人誌が発表の場になります。
「女体化」の概要
女体化は特徴をうまく活かしつつ髪型や服装を考え直したデザインが必要なので高度なテクニックが要されますが、もともと女性キャラクター自体が多数いるため、趣味の主流とはなかなか言えないジャンルでもあります。
また、一定の画力がないと通用しない面もあり、絵が描けない人が楽しめるジャンルとは言いづらく、同好の趣味の人にうまくオーダーするのが手一杯と言えるでしょう。
また、更に先鋭的な女体化としてはガンダムなどロボットを女性的なバランスにする女体化もあります。
漫画などで女体化はイベント的な一回限りという程度が多いですが、戦国時代の武将を女体化したゲームなどであれば元の人物のデザインはほとんど残されておらず、口調も難しいものがあり、立ち位置や戦績、戦法のみが引き継がれたキャラクターになっています。
一時期ネットで盛り上がった、スーパーマリオのボス敵クッパ大王を元にしたクッパ姫という概念がありますが、この場合人間化までしているため、ストレートに女体化したと言えるかは微妙です。
男体化というケースもありますが女体化ほど盛り上がっているケースではありません。
「女体化」の言葉の使い方や使われ方
「元デザインをうまく生かして女体化している」「女体化して入るが性癖をもりすぎて訳がわからなくなっている」「絵がうまくないと女体化は難しい」など女体化へのプロセスや結果に対しての使い方が多く、凄い女体化などはあまり使われないでしょう。
「女体化」の類語や言いかえ
「女性化」「性別逆転」「女性への変身」が言い換え、類語としては「男体化」が挙げられます。
まとめ
女体化はキャラクターの性別を変えるという楽しみの男性から女性へというものとなっており、パロディ、二次創作が一般的なように見えてもともとのストーリーとして行っている作品や原作者による女体化もわずかながら存在しています。
なお、一人のキャラクターが自在に男性と女性に変身できるというケースは女体化とは言いますが、今回取り上げたニュアンスとは異なります。