「バックボーン」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「バックボーン」とは?意味と使い方

この記事では、「バックボーン」の意味を分かりやすく説明していきます。

「バックボーン」とは?意味

「バックボーン」とは、英単語である“backbone”が元となっている言葉で、一般的に2種類の意味で使われます。

ひとつはIT用語で、「バックボーン回線」「コアネットワーク」とも呼ばれている企業間や国家間などの重要な拠点同士を接続する基幹回線の事を指します。

もうひとつは、日常会話やビジネスシーンで使用される言葉で、ある事柄の基礎となっている事柄について表していたり、自身の考え方の基本となっている事いついて指すという意味を持っています。


「バックボーン」の概要

IT用語での「バックボーン」は、「バックボーン回線」と呼ばれる基幹回線を指す言葉であり、企業同士や国家同士などの拠点同士を繋ぐ回線を指します。

回線の規模や種類は多岐に渡り、同じ企業の支社を繋ぐ回線であったり、ISP同士が接続する回線、携帯電話基地局を結ぶ通信回線など様々です。

日常会話やビジネスシーンで使用されている「バックボーン」という言葉は、基本的な考え方や、その物事の背景などを意味している言葉で、企業に対して使用された場合はその企業の理念や方針、運営の基礎的な考え方を指す事になります。


「バックボーン」の言葉の使い方や使われ方

IT用語としての「バックボーン」は、回線の速さについて「太い」「細い」と表現されます。

回線速度が速く、多くのデータをやり取りできる回線については「バックボーンが太い」と使われ、回線速度が遅く小規模だった場合には「バックボーンが細い」と使われます。

日常会話やビジネスシーンで使用される場合は、自分の過去の経験や実績、基本となっている考え方を伝える際に「バックボーン」という言葉が使用される事があります。

個人だけでなく、団体や企業についても「バックボーン」という言葉は使用され、その場合には企業の理念や経営背景を指す言葉になります。

「バックボーン」を使った例文(使用例)

・『我が社の本社と支店を結ぶバックボーン回線は、あまり太くはない』
・『私のバックボーンとして、学生時代におけるサークル活動が大きく影響しています』
・『彼は専門的な分野で働いていたバックボーンがあるため、即戦力と言えるだろう』

まとめ

「バックボーン」は、2つの意味で使用される言葉で、ひとつはIT用語として、もうひとつは日常会話やビジネスシーンにおいて使用されています。

IT用語として使用される際には基幹回線を意味する事から、ネットワークに関連する話の一部として「バックボーン」という言葉が使用されるため、意味を理解しておけば日常会話やビジネスシーンで使用される「バックボーン」と区別する事が可能です。

日常会話で使用される「バックボーン」は、基本的な考え方や、自分の過去、実績などを意味している言葉ですので、上記のIT用語と混同しないように注意が必要です。

意味と使い方
意味解説辞典