「リアルチート」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「リアルチート」とは?新語・ネット用語

この記事では、「リアルチート」の意味を分かりやすく説明していきます。

不思議に思った言葉を、今すぐ調べていきましょう。

「リアルチート」とは?意味

リアルチートとは、信じられないような神ワザを、しれっとした顔でやってのけること。

ヒーローマンをあらわします。

感心してしまうような心境をあらわすので「すごい」とため息が出るようなシーンで使います。

もともと「リアルチート」「リアル」は現実世界のこと。

そして「チート」には「ペテン師・食わせ者」という訳があります。

そのため普通に考えると「チート」は悪い言葉に思えるのですが、ネットでは逆。

ネットスラングでは「チート」を、すごい偉業をやってのける人物という意味で使っています。

そのためリアルチートで、現実離れをしたすごい人。

普通の人が出来ないことを簡単にやってのける、すごい巨匠という意味があります。


「リアルチート」の概要

「リアルチート」は今でこそ、あり得ないことをしでかす超人のこと。

ただ「チート」の本来の意味は「ペテン師・詐欺師」です。

これはパソコン業界の用語で、プログラムやデータを改ざんしてしまう行為をあらわしています。

最新のオンラインゲームに侵入して、システムをいじってしまう人。

自分の都合のいいように、ルールを作り変えてしまう人を「チート」といいます。

チートは犯罪行為のため、決して褒められるものではありませんが、見方を変えてみるとスーパー能力の持ち主。

そのため「いかさま師のように、頭がキレる人」「リアルチート」と呼ぶようになりました。

アニメや映画の世界から飛び出したキャラクターのように、現実とは思えないすごい技を繰り出す人をこう呼んでいます。


「リアルチート」の言葉の使い方や使われ方

「リアルチート」はこのように使っています。

・『また世界新記録達成?やっぱり彼はリアルチートだね』
・『まだ15歳なのに、すごい。まさしく、リアルチート級!』
・『彼女は年齢不詳の魅力がある。リアルチートを地で行ってるね』
「リアルチート」はまれに見る天才をあらわします。

そのため異彩を放つ人、浮世離れしている人に使います。

ただ「チート」の本来の語には、不正という意味もあります。

そのため本人の目の前では、あまり頻繁に用いない方がいいです。

「リアルチート」の類語や言いかえ

「リアルチート」の言いかえには、このような言葉があります。

・リアル二刀流
「リアル~」というのは、今ブームになっている言葉です。

「リアル二刀流」は大谷翔平選手の活躍ぶりをあらわした用語。

アニメの世界から飛び出したように、すごいプレイを指しています。

まとめ

「リアルチート」の意味と使い方をおさらいしました。

「リアルチート」とは「いかさま・ペテン師」という意味の「チート」から生まれた言葉です。

フィクションの世界から飛び出したように、現実離れした才能を持っている人に使います。

「不正している人」というネガティブな意味もあるので、使うシーンには注意しておきましょう。