この記事では、「愚問」の意味を分かりやすく説明していきます。
「愚問」とは?意味
上記は、愚かな問答のことで、聞く必要があるかにおいては聞く必要性がない問答のことで、問いに対する答えについて愚かであるということです。
よって、テレビドラマやアニメに漫画などで、「愚問」とキャラクターが述べるのは、問われた質問に対して答えず、愚かであるという具合に切り捨てるために使用するのがこの言葉になります。
「愚問」の概要
「愚問」は、質問が愚かであるが故に応える必要性がないという具合に切り捨てる言葉なんですが、言い方を悪く言えば、実は答えを用意していないだけなのでは?という問題のほか、実は答えることができない核心を突いた質問を相手が実はしていて、その答えに対して困ってしまったが故、相手側が愚かであるという風に決めつけて質問から逃げているおも見て取れるのがこの「愚問」になります。
よって、「愚問である」と述べて質問を回避するのは案外と答えに困る核心を突いた質問であるか、もしくは質問に答える側が実は愚かで質問に答えるなと言われているが故答えを回避する手段に用いている可能性も否定できません。
「愚問」の言葉の使い方や使われ方
「愚問」は、質問がばかばかしいと思う場合に質問に答えたくない場合に使用するか、ただ単に質問に答えたくない場合にも使用します。
「愚問」を使った例文
・『自分の浮気について妻と口論しても愚問である』
この例は、妻から浮気を疑われて質問攻めを受けても馬鹿らしいという意味です。
ただし、このケースの場合、馬鹿らしいと述べていますが実は浮気をしている可能性も否定できません。
つまり、妻側の質問に答えたくないが故、「愚問」という言葉を使用して質問を回避している可能性も見て取れるのです。
・『部長は愚問というがただ単に答えを用意してないだけではないかと疑う』
この例は、部長に対して質問をしたが、馬鹿らしいという答えが返ってきたという例です。
「愚問」は質問が馬鹿らしいという意味ですが、このケースも実は部長と呼ばれる人物が答えを用意してないだけではないかと疑っています。
まとめ
「愚問」という言葉は、相手の質問を遮る場合においてはとても有効な言葉なんですが、それでも相手側が食い下がらない場合、質問に答えるほかないでしょう。
質問が馬鹿らしいと述べる「愚問」でも相手側からすれば答えが欲しいわけですから答えない=答えを用意してないだけではないかとなれば、「愚問」という言葉は単なる相手を威嚇するだけの言葉になり下がるわけです。
よって、「愚問」は質問が馬鹿らしいが故、答える必要性はないと解釈されますが。
それと同時に、質問の回答を拒否された側には、本当に答える必要性がない質問だったか?という疑念が残ります。
この疑念が膨らめば政治家に対して質問をした場合、政治不信になるが故、あえて答えないというのは実は不信感に繋がるのです。