「枝葉末節」の意味
「枝葉末節」という表現は、「中心から外れている取るに足らない事柄」や「主要(重要)ではない些細な部分」を意味しています。
「枝葉末節」というのは、「幹(主要部分)に対する枝・葉(末節部分)」の意味から転じて、「重要な本質から外れている取るに足らない部分」を意味する表現なのです。
「枝葉末節」の読み方
「枝葉末節」の読み方は、「しようまっせつ」になります。
「枝葉末節」の表現の使い方
「枝葉末節」の表現の使い方を紹介します。
「枝葉末節」の表現の使い方は、「本質(中心)ではない取るに足らない部分・些末な内容」を指し示して使うという使い方になります。
例えば、「テストでは、枝葉末節な内容について長く考え込んでいると時間が不足します」といった文章で枝葉できます。
「枝葉末節」の類語
「枝葉末節」の類語を紹介して、その意味を説明していきます。
「重要度が低い」【じゅうようどがひくい】
「枝葉末節」という表現は、「本質(中心)ではなくて重要度が低い些細な事柄や部分」のことを意味しています。
この意味から、「枝葉末節」とよく似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「重要度が低い」という表現を上げることができます。
「些末」【さまつ】
「些末」という表現は、「重要ではない小さな事柄」や「本質的ではない些細な取るに足らないこと」のことを意味しています。
その意味合いから、「本質ではない取るに足らない事柄」を示す「枝葉末節」と類似の意味を持っている類語として、「些末」の表現を指摘できます。
「枝葉末節」を使った例文と意味を解釈
「枝葉末節」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
「枝葉末節」を使った例文1
「枝葉末節な問題にいつまでもこだわっていては、重要な物事を前に進めることができません」
この「枝葉末節」を使った例文は、「枝葉末節」という表現を、「本質ではない取るに足らない些細な問題にいつまでもこだわっていては」という意味を持つ文章で使っています。
「枝葉末節」を使った例文2
「枝葉末節な話題に延々とつきあっているうちに、今の自分がやるべきことを見失ってしまいました」
この「枝葉末節」を使った例文は、「重要度の低い話題に延々とつきあっているうちに」という意味合いで、「枝葉末節」という表現を枝葉しています。