この記事では、「網」と「綱」の違いを分かりやすく説明していきます。
「網」とは?
「網(あみ)」とは、「一定の隙間(目)を作りながら、縦と横に細めの糸を編んだもの」のことを意味しています。
「網」というのは、「縦方向と横方向に糸を編み込んでつくったネット」のことなのです。
「網」は一般的に、「魚介類を捕獲する漁業」や「昆虫を捕獲する虫捕り(昆虫採集)」で使用されることが多くなっています。
「網」という漢字は、「より糸」の象形文字である「糸」に「あみ」の象形文字である「罔」を組み合わせて作られています。
「綱」とは?
「綱(つな)」とは、「植物の繊維(麻)・紐・針金などをより合わせていって長く(太く)したもの」のことを意味しています。
「綱」というのは、「繊維や針金などを撚り合わせて(よりあわせて)つくったロープ」のことなのです。
「綱」は一般的に、「綱引き・神社の注連縄(しめなわ)」や「船舶・動くものの固定(拘束)の目的」で使用されることが多くなっています。
「綱」は、「縄(なわ)よりも太くて頑丈なもの」を意味しています。
「網」と「綱」の違い!
「網」と「綱」の違いを、分かりやすく解説します。
「網(あみ)」と「綱(つな)」は見た目が非常によく似ている漢字で混同しやすいのですが、「網」とは簡単に言えば「漁業(魚捕り)・虫捕りなどで使用することが多いネット」のことです。
「網」に対して「綱」というのは、「綱引き・モノ(船)の固定などで使用することが多いロープ」のことを意味している根本的な違いがあります。
「網」とは「縦と横に細めの糸を隙間をつくりながら編んだネット」のことであり、「綱」のほうは「植物の繊維・紐・針金などをより合わせて長く太くしたロープ」のことを意味している違いを指摘できます。
まとめ
「網」と「綱」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「網」とは「隙間を作りながら縦と横に糸を編んだもの・ネット」を意味していて、「綱」は「植物の繊維や紐・針金などをより合わせて長くしたもの・ロープ」を意味している違いがあります。
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