「脱退」と「卒業」の違いとは?分かりやすく解釈

「脱退」と「卒業」の違い違い

この記事では、「脱退」「卒業」の違いを分かりやすく説明していきます。

「脱退」とは?

「脱退」とは「所属していた」団体、会、グループなどから「抜け出る」という意味になります。

つまり「脱退する」とは自分だけが所属していた場から抜けることで、他の人はそのまま所属を続け、状態は続くということになります。

「連盟を脱退する」「今月で、私は脱退するつもりだ」「メンバー脱退が続いているが、あの団体は何かあるのだろうか」などと、使います。


「卒業」とは?

「卒業」とは、学校の全教科、学科の過程などを「修了」することという意味があります。

他に、ある状態、段階を通り過ぎることにも「卒業」と使います。

また芸能関係においては、所属するグループ、レギュラー番組などを「辞める」ことを「卒業」という言い方で表すことも多くあります。


「脱退」と「卒業」の違い!

「脱退」「卒業」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は、意味が違いますので混同しないように気をつけてください。

「脱退」とは簡単に言えば「抜ける」ことを言います。

グループ、団体、会といったものから自分だけが離れる、辞めるという時に使います。

一方の「卒業」とは学校の全教科、学科の過程を修了すること、ある状態を通り過ぎることといった意味があり、そこから、芸能界などでグループを辞める、番組を辞めることを「卒業」とも言います。

この言い方であれば、やるべきことを終えて次のステップへ進むといった円満かつ前向きな印象を与えることができるのです。

実際は何か問題があったり、関係性が悪くて「辞める」といった場合は「脱退」とか「降板」といった表現の方が正しいのですが、形として綺麗にまとめられるのは「卒業」という言葉でしょう。

まとめますと「脱退とは自分が所属していたところから抜け出ること」「卒業とは修了すること、ある状態を通過すること、円満に辞めること」と、なります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「脱退」「卒業」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を理解して、ふさわしい方を選び使っていきましょう。

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