「責務」と「債務」の違いとは?分かりやすく解釈

「責務」と「債務」の違い違い

この記事では、「責務」「債務」の違いを分かりやすく説明していきます。

「責務」とは?

「責務」の意味と使い方について紹介します。


「責務」の意味

「責務」「せきむ」と読みます。

意味は「果たさなければならない務めのこと」です。


「責務」の使い方

「責務」は、社会人になった時に、自分の責任として果たさなければならない事柄や任務のことを言います。

人は社会に出ると、給与という代価を貰いながら、自分が所属する組織の為に働きます。

そこでは、給与の代償として、ある役割を引き受けて、その責任も負うことになります。

「責務」は、「責任」「義務」が組合わさった言葉であり、社会人として自覚を持ち、自分が果たすべき役割を果たす時に使われます。

ただ何かあった時に不利な役割を引き受ける「責任」とは違い、実際に行動しなければならない部分も含む言葉です。

「債務」とは?

「債務」の意味と使い方について紹介します。

「債務」の意味

「債務」「さいむ」と読みます。

意味は「ある人が、他の人に対して一定の給付や行為をする義務のこと」「金銭を借りた者が、貸した者に対して返済しなければならない義務のこと」です。

「債務」の使い方

「債務」は、ある人が、特定の人に対して一定の行為や給付を提供しなければならない義務のことを言います。

義務を課す人を「債権者」、義務を課せられた人を「債務者」と言います。

「債務」は、契約により成立するもので、契約書に明記された期日までにその行為を遂行しなければなりません。

できなかった場合には、債権者により弁護士とを通して訴えられたり、財産を差し押さえられることもあるのです。

「責務」と「債務」の違い!

「責務」「果たさなければならない務めのこと」です。

「債務」「ある人が、他の人に対して一定の給付や行為をする義務のこと」です。

まとめ

今回は「責務」「債務」の違いをお伝えしました。

「責務は果たすべき務め」「債務は法律的な義務」と覚えておきましょう。

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