この記事では、「くやし涙」と「うれし涙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「くやし涙」とは?
「くやし涙」の意味と使い方について紹介します。
「くやし涙」の意味
「くやし涙」は「悔し涙」と書きます。
意味は「残念で腹立たしい気持ちでいっぱいになった時に出る涙のこと」です。
「くやし涙」の使い方
「くやし涙」は、残念な結果になった時に腹立たしいと思ったり、もっと頑張れば良かったと後悔する時などに、自然に出てくる涙のことを言います。
人は普段、泣いてなくても常に目からは分泌液が出ています。
泣く時には、自律神経である交感神経または副交感神経が刺激を受けて、指令を出すのです。
「くやしい」と感じたと感じた時に人は交感神経が刺激され、心拍数が上昇して、血管が収縮します。
すると涙腺に流れ込む血液の量が増えるのですが、血管が収縮したままなので、絞られて体液がにじみ出てくるのが「くやし涙」です。
交感神経による涙はカリウムイオンと水分が少なく、しょっぱく感じると言われています。
「うれし涙」とは?
「うれし涙」の意味と使い方について紹介します。
「うれし涙」の意味
「うれし涙」は「嬉し涙」と書きます。
意味は、「よろこびの気持ちでいっぱいになった時に出る涙のこと」です。
「うれし涙」の使い方
「うれし涙」は、自分にとって非常によろこばしいことや、危険から逃れて安心した時などに、自然に出てくる涙のことを言います。
「うれし涙」は、喜びの感情で副交感神経いに切り替わることで生じます。
幸せホルモンにより血管が拡張して、頭に上った血液が涙腺に集中して、涙が出てくるのです。
因みに「うれし涙」は大量に出る為に薄くて水っぽく感じると言われています。
「くやし涙」と「うれし涙」の違い!
「くやし涙」は「残念で腹立たしい気持ちでいっぱいになった時に出る涙のこと」です。
「うれし涙」は「よろこびの気持ちでいっぱいになった時に出る涙のこと」です。
まとめ
今回は「くやし涙」と「うれし涙」の違いをお伝えしました。
「くやし涙は交感神経」、「うれし涙は副交感神経」と覚えておきましょう。