この記事では、「カンファレンス」の意味を分かりやすく説明していきます。
会合にまつわる知識を、豊かに身につけていきましょう。
「カンファレンス」とは?意味
カンファレンスとは、会議やミーティングのこと。
大勢で課題について話し合うという意味があります。
また「相談する・悩みを打ち明ける」という、広い意味も含んでいます。
カンファレンスは英語の「conference」から生まれた言葉です。
英語のカンファレンスには「ディスカッション」に近いニュアンスがあります。
直訳すると、評議や謀議、会合などの意味が含まれています。
カンファレンスを開く目的は、大勢のメンバーやスタッフの情報共有ができること。
それぞれの悩みを持ち寄って、他の人のアドバイスを受けられることです。
複雑な課題があったとき、みんなで解決の手段を探っていけるのも、カンファレンスの醍醐味になります。
大勢で話し合うこと、情報をシェアする作業がカンファレンスです。
「カンファレンス」の概要
カンファレンスは、医療や介護の現場で使われている言葉です。
病院の中には「カンファレンスルーム」という専用の部屋を設けて、積極的に打ち合わせをおこなっている医療機関もあります。
医療のカンファレンスにはドクターや看護師・薬剤師のほかに、患者さん本人やその家族が参加することもあります。
それぞれの悩みや課題を打ち明けて、早期の退院を目指していくのが「医療カンファレンス」の目的です。
入院中のケアだけではなく、退院後にどのような暮らしをしていくのか、大勢で話し合っていきます。
チームの力で、新しい医療を提供していくのがカンファレンスです。
「カンファレンス」の言葉の使い方や使われ方
カンファレンスはこのように用いていきます。
・『本日の午後2時から、多職種カンファレンスを開催します』
・『子どもの学びに関するカンファレンスに、多くの人が集まった』
・『オンライン型のカンファレンスに参加した』
カンファレンスは医療や介護のミーティングをおこなうとき、研究や学会などが開催されるとき、ネット上のイベントが開かれるときに用います。
複数の人が集まる会合を「カンファレンス」といいます。
「カンファレンス」の類語や言いかえ
「カンファレンス」の類語には、次のような言葉もあります。
・協議会
・研究会
・座談会
このほか「研究会」「学会」「会合」などの言葉も代用できます。
大勢の人が課題について話し合うこと、チームで解決していくものが「カンファレンス」です。
まとめ
「カンファレンス」の意味や使い方を学びました。
よく耳にする「カンファレンス」とは、大勢のメンバーが課題について話し合うこと。
会合や座談会を意味しています。
医療や介護の分野では、患者さんを交えたカンファレンスを積極的におこなっています。
複数の人が意見を交えることで、これまでにはない新たな発想が生まれていきます。