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「刊行」と「出版」の違いとは?分かりやすく解釈

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「刊行」と「出版」の違い違い
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書籍や雑誌などが新しく世に出るときに使われる言葉に「刊行」「出版」があります。

どちらもよく見かける言葉ですが具体的にはどのような意味がありどう違うのでしょうか。

今回は、「刊行」「出版」の意味と違いについて解説します。

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「刊行」とは?

「刊行」とは「文章や絵画、写真などを書籍の形にまとめて印刷し世に出すこと」という意味で使われる言葉です。

「刊行」「刊」には「書物などを印刷して発表する」という意味があります。

「週刊」「月刊」などでも目にする言葉ですが、「刊行」にはそのような書物などを印刷して発表する行為を行うという意味があります。

「刊行」は表現として格式張った言い方です。

美術全集や学術書などその書籍を世に出すことに大きな意味があるものに対して使われるケースが多く、書籍の商品性よりも作品性を重視するときにふさわしい表現です。

書籍を完成させるまでに多くの労力をかけているなど他の書籍類とは違うという意味を強調し差別化する意味を込めて「刊行」という言葉が用いられることもあります。

「刊行」の使い方

・文学全集が刊行される。

・学術書を刊行するまでには多くの苦労がある。

・刊行されたばかりの美術書だがもう売り切れてしまった。

・全十巻の刊行を予定している。

「出版」とは?

「出版」とは「文章や絵図などを印刷し世に送り出すこと」という意味を持つ言葉です。

「出版」「版」には「刷りあげる」という意味があります。

「版画」「木版」などの言葉でもわかるように文字や絵を刻みつけて紙に写し取る作業が「版」の意味するものであり、出版とはそのような「版」によって作り上げられたものを世に「出」すという意味で使われます。

「出版」という言葉は本来は広く印刷物に使われる言葉です。

チラシなど1枚きりの印刷物も対象に含まれますが、現在では書籍や雑誌など本に対して使われることがほとんどです。

意味としては企画から執筆を行い印刷して出荷するまでを総称する言葉ですがどちらかと言うと製本や印刷など実作業に表現の比重が置かれています。

著述や執筆など内容を作り上げる作業単体を指して「出版」と表現することはほとんどありませんが、印刷や製本作業単体を指して「出版」と表現することはあります。

「出版」の使い方

・小説の出版が決まったので堂々と作家を名乗れる。

・大人気マンガの最新刊が出版された。

・エッセイが出版されたが売れ行きは芳しくない。

・句集を自費出版する。

「刊行」と「出版」の違い

「刊行」「出版」はどちらも「書籍を印刷して世に出す」という意味で使われます。

ほとんど同じ意味であり言い換えも可能ですが、「刊行」「出版」に比べて格式張った言い方という違いがあります。

「刊行」が使われるのは美術書など格式が高いとされる書籍や実績のある大物作家の作品などです。

「出版」は格式や内容の区別なく広く使われる言葉です。

本の発行を手がける会社は「出版社」と呼ばれますが刊行社と呼ばれることがないことからもわかるように本や雑誌を作り上げることをそのものを指す基本的な表現として「出版」が使われています。

まとめ

「刊行」「出版」は意味的にはほぼ同じですがこめられたニュアンスに違いがあります。

どちらを使うのがふさわしいかは書籍の種類や内容によって異なります。

正しい意味を覚えてふさわしい表現を心がけてください。

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