「収拾」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「収拾」

「収拾」「しゅうしゅう」と読みます。

同じ音が続き、しかも「う」が2回入るので相手聞き取りにくい言葉です。

「収拾」の意味

「収拾」の意味と「収集」との違いについて紹介します。

「収拾」の意味

「収拾」には2つの意味があります。

ひとつ目は、「拾い集めること」で、下に落ちているものを拾い集めることやその様子を意味します。

落してしまったお金を拾い集めたり、落ちているものを片付ける為に拾う時に使います。

ふたつ目は、「混乱した状態を鎮めること」で、周囲の状況が混乱している状態を鎮静化することやその様子を意味します。

トラブルが起きたり、人が大勢集まり過ぎてしまったりなどで統率するのが難しい状況になった時に、その場を鎮めてやり過ごす時に使います。

「収集」との違い

「収拾」と全く同じ読み方で、しかも意味もよく似ている言葉に「収集」があります。

「収集」は、「寄せ集めること」「趣味や研究の目的で集めること」という意味です。

「収拾」との違いは、「拾う」「集める」かという点です。

「収拾」の場合、ものが下に落ちていて、実際に持ち上げる様子を表していて、英語で言うと“pick up”になります。

「収集」は切手やフィギュアなどを集める様子を表していて、英語で言うと“collect”になります。

日本語で「収集家」「コレクター」と言うので分り易いでしょう。

ゴミの収集の場合、ごみ袋を拾って集める行為ですが、小さなゴミを拾うのではなく、各エリアを回って集めることから「収集」が使われているのです。

「収拾」の言葉の使い方

「収拾」の使い方には以下のポイントがあります。

名詞として使う

「収拾」は名詞としてビジネスから日常会話まで幅広く使える言葉です。

普通に「収拾する」「収拾させる」と動詞にできるのですが、「つく・つかない」で表現されることが多くなります。

混乱した状況が抑えられる時には「収拾がつく」と言い、抑えられない時には「収拾がつかない」と言うのです。

困った時の表現として使う

「収拾」で最も多い使い方が、トラブルや想定外の事態が起きて混乱した状態になる時です。

少なからず誰もが困った状態になり、何とかしようと対応する時に「収拾」を使います。

「収拾」を使った例文・短文(解釈)

ここでは例文をいくつか紹介します。

「収拾」の例文1

「入場制限をしなかったから収拾がつかない状態になった」

何かのイベントで大勢人が集まった時に、入場制限をしなかった為に、混雑しすぎてパニック状態になってしまいました。

人が集まるとちょっとした動きでも圧力がかかり、押し倒しになったりして非常に危険な状態なのです。

中には人ごみの中で過呼吸になってしまう人も出て救急搬送される場合もあり、この混乱に対して「収拾できない様子」を表しています。

「収拾」の例文2

「あとでやろうと思っていたものが溜まり過ぎてしまい、収拾がつかない」

仕事で分らないことがあり「後でやろう」と思っていたら、溜まり過ぎてしまい一度にできない状態になってしまいました。

この場合の「収拾」とは締切に間に合わずに必死で残業して片付けている状態を表します。

残業してもとても間に合わない絶体絶命のピンチであることが伝わります。

「収拾」の例文3

「部屋に散らばっている見られてはマズイものを収拾しておく」

こちらの「収拾」は、「拾い集める」という意味で使われています。

彼氏や彼女が部屋に遊びに来る時には、ゴミや脱ぎ捨てた靴下などは片付けておきたいものです。

床に落ちている対象物を拾い集めている状態を表しています。

「収拾」の例文4

「明日までに事態の収拾がつきそうだ」

何かトラブルがあったけれども、一生懸命対応したお蔭で収まりそうな様子を表しています。

混乱を収めて元の状態に戻せるであろうという期待感も含まれています。

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