「巣食う」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「巣食う」

この巣食う(すくう)とは、人やその他の生き物に対して使う言葉です。

あまりいい意味のある言葉ではなく、どちらかと言えば、それが迷惑だと言いたい時に使う言葉です。

巣という言葉が入っていることから、住んでいる状態を表す言葉だとイメージできますが、その「住む」より、「棲む」の方が適切だと言えるでしょう。

「巣食う」の意味

巣食うとは。

「棲み着いている」ことを表す言葉です。

「巣食っている」などと使われることが多く、「住む」「棲む」はほとんど同じ意味ですが、後者は人間以外に対して使うことが多い漢字です。

「巣食う」では、その「棲む」の方が解釈として向いていて、人間に対しても使えることから、この時点でいい意味はない言葉だと分かります。

言ってしまえば、その状態が迷惑だという時に用いる言葉で、「○○が巣食っている為に〜」などと使われることが多いです。

動物がそこ巣を作っているので迷惑だという場合から、反社会的組織などの一般的にあまり好まれない人たちに対して使うこともできます。

「巣食う」の由来・語源

巣食うという言葉の語源には諸説ありますが、「巣を作って棲んでいる」の言い換えとして、「(そこに)食らい付いている」と使い、この言葉になったという説があります。

また、もう1つの説として、「巣を作って、そこで食事までしている」=「そこが生活基盤になっている」と表す為に「食う」と付けたとも言われています。

「巣食う」の英語と解釈

巣食うは、英語にもちょうど同じ意味で使える“haun”という言葉があります。

鳥の巣から、ギャングのアジトの摘発時に“haunted”(〜に巣食っていた)などと使われるように、日本語の「巣食う」とほぼ同一に使える言葉だと考えていいでしょう。

尚、「棲む」は英語では“dwells”と表現し、「住む」“live”とは別です。

よく、「日本語にはあっても、英語ではそれに適した言葉がない」ということがありますが、この「巣食う」に関しては、意味から完全に適した言葉“dwells”が用意されており、珍しいケースだと言えるかも知れません。

「巣食う」の言葉の使い方

巣食うは、それが迷惑だと感じている時に使う言葉です。

同じ状態を指す場合でも、特に迷惑だと思っていなければ「巣食う」とは言いません。

よって、「何で(そんな所に)棲んでいるんだ」「早く他所に行ってくれ」といった意味が多分に含まれていると考えてください。

「巣食う」を使った例文・解釈

巣食うを使った例文です。

どれも、使っている方がその状態を迷惑だと感じているのが分かると思います。

「巣食う」の例文1

「鳥が家の屋根に巣食っていて、毎朝うるさくてかなわない」

人間の家に巣を作ってしまう鳥も多いです。

それによって、朝は鳴き声で目を覚ますというシチュエーションも少なくないと思いますが、それほど憎めない場合も多いのは、対象が鳥という比較的愛らしい存在だからでしょう。

迷惑だとは思いながらも、それほどとは感じていないという例になります。

「巣食う」の例文2

「不法滞在の外国人が巣食っていたアパートに警察が突入したらしい」

巣食うは、主にこのような時に使われる言葉です。

不法滞在の外国人となると、間違いなく迷惑な存在なので、摘発されてしまっても仕方ないでしょう。

「巣食う」の例文3

「狸が巣食っている山に狩りに行こうと誘われた」

場所によっては、狸狩りが許可されている地域があります。

そのような場所に狩りに行くのは、もちろん合法な行為です。

ただし、猟銃の所有許可はもちろん、期間もきちんと守って行わないといけません。

「巣食う」の例文4

「あいつが巣食っている街だけに、いかにも柄が悪い所だ」

対象の人間をよく思っていない為に、巣食っていると使っています。

人間に対して使う場合には、このようなケースが多いと考えてください。

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