「庶出」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「庶出」

この「庶出」(しょしゅつ)は、昔はよく使われていた言葉ですが、現在ではあまり聞きません。

もう少し分かりやすい言葉で同じことが表現できるので、そちらの方が主に使われている為です。

しかし、少し昔の本などで用いられていることも多い言葉なので、言い換えとなる前述の言葉と共に覚えておきましょう。

「庶出」の意味

「庶出」とは、「本妻以外の女性から産まれた」ことを表現する言葉です。

これとは逆に、本妻から産まれたことは「嫡出」(ちゃくしゅつ)と表現します。

分かりやすい言い方をすれば、婚姻関係にない(いわゆる、浮気相手)から産まれたということで、その子供は「庶子」(しょし)と言われます。

本妻の子供は「嫡子」(ちゃくし)です。

その昔には、男性側がその子供を認知して、初めてこの「庶子」と呼んでいましたが、現在では認知の有無に関わらず、「庶出」と共に「庶子」と使って構いません。

「庶出」の類語と解釈

庶出を現代風に言い換えたと言える言葉がいくつか存在します。

今では「庶出」という言葉はあまり使うことはなく、これらの言葉で表現されることがほとんどです。

「非嫡出」(ひちゃくしゅつ)

本妻から産まれたことを表現する「嫡出」に、「非」と付けて否定形にした言葉です。

現在ではこれらの「嫡出」「非嫡出」と使うことが多く、「庶出」はそれほど使われていません。

公的な表現になると、この「非嫡出」と使うのが一般的です。

「私生」(しせい)

婚姻関係にない女性から産まれたことを指す言葉です。

「庶出」とよく似た意味ですが、厳密には少し異なり、男性が誰とも婚姻関係のない(本妻が居ない)場合にも使えます。

その子供を表現する時には「私生児」(しせいじ)と使い、昔は認知のされていない子供に対して使っていた言葉(認知があれば「庶子」)でしたが、今ではそれに関係なく、「非嫡出児」(ひちゃくしゅつじ、本妻以外の子供)は全てこちらの言葉で呼ぶことが多いです。

「庶出」の言葉の使い方

ここまでに書いてきた説明のように、今では「庶出」という言葉はあまり使いません。

ほとんどのケースで、上に挙げた「非嫡出」「私生」と置き換えている為です。

遭えて使う場合となると、歴史背景の少し古い小説を書く場合などだと言えるでしょう。

その時代に合わせた言葉や表現を使うことで、話のリアル感が増すからです。

「庶出」を使った例文・解釈

庶出を使った例文です。

この言葉の注意点として、発音の「しょしゅつ」「初出」と全く一緒なので、口語ではそちらと間違えられないように使ってください。

「庶出」の例文1

「彼は庶出だったらしいが、今では養子縁組されていると聞いた」

現在の法律では、庶出であっても、養子縁組をすれば実の子供と同等の立場になります。

嫡出児より年が上なら兄や姉となり、遺産の相続権利に関しても原則的に同等です。

「庶出」の例文2

「庶出だという理由で世間からの評価が悪くなるのはいかがなものか」

子供は産まれや親を選ぶことはできません。

本人が望んでそうなった訳ではなく、更にそれは努力などでどうこうできるものではないので、庶出だということでその人の評価が下がるというのはおかしいと言わざるを得ないでしょう。

ですが、世の中ではそのような風潮が全くない訳ではないのも事実です。

「庶出」の例文3

「父親に2人も庶出児が居ると聞かされて驚いた」

庶出児の存在を実の子供に隠しておくことは、特に珍しくありません。

しかし、このような場合には、後で遺産などで揉めることのないように、父親のきちんとした対応が求められるのは言うまでもありません。

「庶出」の例文4

「うちの家では嫡出、庶出の区別なく、兄弟全員、公平に育てられた」

嫡出児と庶出児が一緒に育てられることは少ないかも知れませんが、このような環境が理想的だと言えるでしょう。

実際には少ないケースだと思われますが、本来はそうあって欲しいものです。

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