「怠慢」と「怠惰」の違いとは?「傲慢」も含め徹底解説

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「怠慢」とは?

怠慢は、「タイマン」と読みます。

怠けて、仕事や義務的な業務を怠る事を言います。

怠慢の怠は、おこたる、なまける、だるい心がたるんできて、なまけてしまうといった意味が含まれています。

慢には、他を軽んじて自分を良しとする意味や、たかぶる、進み状況が遅い、だらだらと長引く、おこたる、おごる、あなどるといった意味があります。

怠慢とは、このように自分を良しとして、他を軽んじながら仕事や業務を怠けたり、侮ったりする様子を示します。

「怠惰」とは?

怠惰は、「たいだ」と読みます。

意味は、なすべき事をなまけて、だらしない様子や性質を表します。

「怠慢」と「怠惰」の違い

怠慢と怠惰の違いは、同じ怠という文字が使われていますが、語尾の慢と惰のそれぞれの漢字の意味が異なってくるので、それぞれの言葉に含まれる意味のニュアンスも微妙に変わってきます。

これから下記に、怠慢と怠惰の違いについて解説していきますね。

慢の意味

慢とは、おこたる、あなどる、他を軽んじて自分を良しとするといった傲慢な様子が伺えます。

また、進行状況が遅い、だらだらと長引く様子も表します。

惰の意味

惰の意味は、気が緩んで精一杯になれない様子や、なまける、おこたる様子を表します。

だれてしまりのない様子やだらける態度といった意味でも使われます。

怠慢と怠惰のそれぞれの意味

怠慢は、おこたる・なまける+おこたる・あなどる・他を軽んじて自分を良しとするです。

怠惰は、おこたる・なまける+気が緩んで精一杯になれない・なまけるです。

どちらもなまけている様子を表しますが、違いとしては、怠慢はやらなければいけないミッションがある状態なのに、わざとなまけている様子を表します。

怠惰は、特に予定がなくダラダラと過ごしている様子を示すので、やり遂げなければいけないミッションがあるのかどうか?といった点で言葉の意味のニュアンスが異なります。

「怠慢」の対義語

怠慢の対義語は、勤勉や努力です。

勤勉や努力は、コツコツと仕事や勉強を積み重ねていく様子を表すので、サボっている怠慢と対義する言葉になります。

「怠惰」の対義語

怠惰の対義語は、勤勉です。

勤勉とは、努めて励むといった意味があるので、ただ目的もなくダラダラと怠けている怠惰な生活とは対象的な表現となります。

「怠慢」と「傲慢」の違い

怠慢は、やり遂げなければいけないミッションがあるにも関わらずに、なまける態度やおこたる様子を表します。

傲慢は、思い上がって横柄な様子や人を見下して礼儀を欠いている様子を表します。

違いとしては、怠慢は自分だけで自分の仕事や勉強といったミッションをなまける様子ですが、傲慢となると人を見下したり、横柄な態度で周りの人を不愉快にさせる態度になるので、それぞれの言葉を使うシチュエーションは大きく異なります。

「怠慢」の英語

怠慢を英語で表すと、“procrastination”、もしくは“neglect”“inattention”となります。

“procrastination”とは、ぐずぐずする様子や、引き伸ばすといった意味があります。

“neglect”は、無視する、軽視する、ほったらかす、顧みないといった意味が込められていて、ネグレクトといったそのままの言葉として、親が子供の教育や養育を放棄して、食事や衣服の世話を怠る様子や子供を放置する育児放棄を表す言葉として用いられています。

子供だけでなく、ペットの飼育放棄にも使われます。

“inattention”は、不注意、無頓着、怠慢、無愛想といった意味があります。

それぞれの英単語には、意味が微妙に異なるので、状況に応じて使い分けるようにして下さい。

「怠惰」の英語

怠惰を英語で表すと、“laziness”“indolence”“inleness”“laziness”となります。

“laziness”は、怠惰、不精といった風に、働く事を嫌う悪い意味として用いられます。

“indolence”は、安逸、怠惰、怠けといった意味が込められています。

“inleness”“laziness”とは、それぞれ怠惰や働いていない、怠けるといった意味です。

どれも怠惰という意味が含まれていますが、その他の意味にも着目して、使う時には、怠惰の意味以外に含まれている意味にも充分注意しながら、適切な場面で用いるように注意して下さい。

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