「憚られる」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「憚られる」について

「憚られる」「はばかられる」と読みます。

読み方が非常に難しいので、覚えておきましょう。

「憚られる」の意味とは

「憚られる」の意味は「遠慮やためらいがある様子」「さしさわりがあり気が引ける様子」のことです。

相手に対して低姿勢になり「自分の様なものが」と言う状態です。

「憚られる」「られる」が付くことから受け身の言葉の様に思えますが、この「られる」「敬う気持ちを表す言葉」です。

「憚られる」の元は「憚る」で、「られる」付けて相手を敬い、自分の立場を下げる表現にしているのです。

「憚られる」の言葉の使い方

「憚られる」が使われるのは以下の様なシーンです。

目上の人に反対意見を述べる時

ビジネスの場で、自分より目上の人に対して反対意見を述べるのは勇気が必要です。

その様な時に「誠に憚られるのですが」と前置きをするうことで「私の様なものが反対意見を述べて申し訳ありませんが」というお詫びのきもちを伝えられます。

相手に配慮する時

相手に何かを依頼する時には、低姿勢になった方が相手のプライドを満足させられます。

その様な時に「誠に憚られるのですが」と前置きをすることで、「この様なお願いをするのは大変恐縮ですが」という謙虚な気持ちを伝えられます。

人に見られたくない時

人前で大泣きをしたり、恋人同士がイチャイチャするのは見ている方も気持ち良くないものです。

その様な時には「人目が憚られる」と言うことがあります。

本来は「人目を憚る」なのですが、自分から遠慮して言う時に「気が引ける」という意味で使います。

「憚られる」を使った例文

「憚られる」を使った例文と解釈を紹介します。

「憚られる」の例文1

「先輩に対してこんなことを言うのは憚られるのですが、どうかお許し下さい」

先輩のやり方や意見に対して反対意見を述べる時の言葉です。

今時の若い人は「でも」「だって」と言ってしまうものですが、この様に言うと社会人としてのマナーが身に付いていると思われるでしょう。

「憚られる」の例文2

「厚かましいお願いで誠に憚られるのですが、どうか納期を待って頂けないでしょうか」

取引先に対して納期の延長をお願いする時の言葉です。

本来決まった納期を変えるのはルール違反であり、相手も気を悪くするでしょう。

しかしどうしても事情がある場合には、この言葉と共に誠意を持って事情を説明すれば相手も聞き入れてくれるかも知れません。

「憚られる」の例文3

「彼氏にフラれてしまったけれども人目が憚られてとても泣けなかった」

人前で別れを切り出されたのでしょう。

思いっきり泣きたかったのですが、周囲に人がいるのでとても泣けなかったことを表しています。

この女性は自宅に帰ってから思いっきり泣いた様子も伝わってきます。

「憚られる」の英語と解釈

「憚られる」の英語は“hesitat”で、意味は「ためらうこと」です。

特にへりくだった意味はなく、単にためらったり遠慮したりする時に使われます。

“I really hesitate to say such a thing”(こんなことを言うのは本当に憚られます)となります。

「憚られる」の類語や類義表現

「憚られる」の類語は以下の通りです。

「出過ぎたこと」

「ですぎたこと」と読みます。

意味は「自分の立場をわきまない差し出がましい行いのこと」です。

こちらの言葉は「出過ぎたことと存じますが」と前置きをすることで「憚られる」の言い換えになります。

「躊躇する」

「ちゅうちょする」と読みます。

意味は「ためらうこと」で、こちらも「憚られる」の言い換えとして使えます。

但し、人に対して「躊躇していますが」とは使わず、意味を取って「こんなことを言うのもためらわれますが」と言います。

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