「明視」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「明視」

明視(めいし)は、業界によっては専門用語として扱われている言葉で、意味がはっきりしています。

そこから転じた誤用と呼べる使い方をされることもありますが、その場合でも意味が通じてしまうところがこの言葉の明快さだと言えるでしょう。

また、その誤用と言われる使い方ですが、一概にはそうとも言えないかも知れません。

それについても追って説明していきます。

「明視」の意味

明視とは、「明確に見る(視る)ことができる」という意味で使う言葉です。

建築業界では、この「明視」は専門用語となっており、建築士の試験でこれができる条件が出題されたことがあります。

「明視できた」と使うと、「はっきり見る(視る)ことができた」という意味になり、このように使われる言葉です。

物理的に見る(視る)ことができる時に使う言葉の為、それができない対象には使えません。

ですが、前項で書いたように、誤用で「心が明視された」などという使い方をすることがあり、一応意味が分かってしまう(心の奥まで覗かれた、のような意味で使っているのだと分かります)ことから、そういった使い方もできなくもありません。

「明視」の言葉の使い方

明視は、上記の誤用での使い方を除けば、「四条件」と呼ばれるものによってそれができるかできないかが分かるとされています。

その四つの条件とは、「明るさ」「大きさ」「距離」「対比」で、先の建築業界ではこれらの各数値により、それができるかどうかが計算できるとされています。

一般にはその計算とは関係なく、自分がはっきり見えないと思えば”明視できそうにない”などと使って構いません。

「明視」を使った例文・短文(解釈)

明視を使った例文や短文です。

誤用として使っているものも入れておきます。

そして、その誤用でも特におかしくない理由についても説明します。

「明視」の例文1

「この距離ではちょっと明視は難しい」

明視は、基本的にこのように使います。

はっきりと確実に見えることが「明視」なので、少しでもぼんやりしていたり、候補の2つまでは絞れたが、そのどちらかは分からないといった状況では使えない言葉です。

細かい文字まで全てが確認できるまでは求められませんが、商品であれば、具体的にどんな物なのかまで分からないと明視できたとは言えません(一般的に詳しいメーカー名や内容量までは必要になりません)。

「明視」の例文2

「富士山が明視できると聞いてやって来たが、薄っすらと雲がかかっていて残念だった」

明視の意味がよく分かる例文になっています。

薄っすらとでも雲によって見え難かったので、明視はできなかったと言っています。

あくまではっきりと見えることが条件だと分かるというものです。

「明視」の例文3

「何とか型番まで明視しないと、同じ部品が探せない」

上でそこまでは必要ないと書きましたが、状況によっては話が別だという例になります。

細かいパーツの1つを交換しなくてはいけないような状況では、それができる為の型番などまではっきりと見えてこそ「明視」になります。

要は、どこまで求めているのかが解釈に絡むことも少なくないという訳です(建築業界で使う場合に限り、きちんとした基準があります)。

「明視」の例文4

「この先の展望が明視できれば楽なんだが」

このような形で目では見えないものに「明視」と使う例は、先にも書いたように正確には誤用なのですが、かつての文豪の森鴎外による”舞姫”という小説の中で、主人公が自分のこの先の地位に対し、この「明視」と使っている部分があります。

それを参考に、そのような使い方もできると解釈されたのが誤用の始まりだと考えられています。

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