「水泡に帰す」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「水泡に帰す」

「水泡に帰す」「すいほうにきす」と読みます。

「帰す」「かえす」と読み間違わない様に注意しましょう。

「水泡に帰す」の意味

「水泡に帰す」の意味は、「今まで努力してきたことが全て無駄に終わってしまうこと」です。

それまで一生懸命努力して積み重ねてきたものが、何かのきっかけに全てなかったことになってしまう状態を表しています。

夢や目標を持って行動してきたものが一気になくなり、将来につながるものがなくなってしまった状態です。

「水泡に帰す」の言葉の使い方

「水泡に帰す」の使い方には以下のポイントがあります。

終ってしまったことに対して

全てが終わってしまい、何も残らず無駄になってしまった時に使います。

まだ可能性が残っていたり、何かしら後に残るものがある時には使われません。

努力をしたけれども、その努力すら報われない時に使う言葉です。

但し、その過程で身に付いた経験やスキルは別です。

動詞として使う

「水泡に帰す」は動詞であり、普通に動詞形として使えます。

過去形は「水泡に帰した」、未来形は「水泡に帰すだろう」など、その時の状況により使い分けられます。

「水泡に帰す」を使った例文・短文(解釈)

「水泡を帰す」を使った例文と解釈を紹介します。

「水泡に帰す」の例文1

「イベントが直前に中止になり、1年間の苦労が水の泡に帰した」

イベントを開催する為には、スタッフが長い時間をかけて準備を進めてくるものです。

しかし状況によっては運営会社が中止を決断することがあります。

設営準備や計画などが全て無駄になってしまった状態を表します。

「水泡に帰す」の例文2

「朝四時起きしてお弁当を作ったのに、急に雨が降って運動会は中止、全てが水の泡に帰した」

運動会の時に母親は気合いを入れて普段より豪華なお弁当を作るものです。

しかし天気予報が外れて雨が降ってしまい、中止になってしまいました。

御弁当を作った努力が無駄になってしまった様子を表しています。

「水泡に帰す」の例文3

「ここで手がぶれたらドミノ倒しは全て水泡に帰してしまう」

ドミノ倒しは大がかりになる程時間がかかり、最後の1つを置くまで気を抜けないものです。

あと数個で完成という時に、今まで以上に慎重にドミノを置かなければならないことが伝わります。

「水泡に帰す」の例文4

「予備校に行って必死に勉強したのに、受験した大学全て落ちてしまい努力が水泡に帰した」

予備校はお金がかかるものです。

1年間必死で勉強して大学受験に臨んだものの、第一志望から滑り止めまで全て落ちてしまい、呆然としている様子を表しています。

「水泡に帰す」の由来・語源

「水泡に帰す」の由来は、言葉の意味から来ています。

「水泡」は水の泡で、沢山できてもあっという間に消えてなくなってしまいます。

「帰す」「もとの場所や状態に戻す」という意味です。

この2つの言葉が組み合わさり、「全ての事が無駄になってしまう」という意味で使われる様になりました。

「水泡に帰す」の類語と解釈

「水泡に帰す」の類語は「棒に振る」です。

意味は「それまで苦労や努力をしてきたことを無駄にしてしまうこと」です。

「棒」は、昔の時代に魚や野菜を売る時に使っていた「天秤棒」のことです。

天秤棒に担いで売る様に安く売りさばいてしまい、損をするという意味からきています。

「水泡に帰す」との違いは、「棒に振る」が自ら行動していることに対して、「水泡に帰す」の方は想定外の事態が起きて全てがなかったことになるという意味が強いことです。

「水泡に帰す」の英語と解釈

「水泡に帰す」の英語は“come to nothing”です。

水に関する単語は使われていません。

“That plan was come to nothing”(その計画はなかったことになった)になります。

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