「汗水垂らす」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「汗水垂らす」

汗水垂らすという表現は「あせみずたらす」と読み、労働に勤しむ姿を指しています。

これ以外にも汗水を流す、額に汗する、流れる汗も厭わず、という表現があります。

「汗水垂らす」の意味

汗水垂らすというのは一生懸命働く姿を指しており、決して文字通り汗を流していなければいけないというわけではありません。

たとえデスクワークで、クーラーの効いた部屋で仕事をしていたとしても、一生懸命働いていたのであれば汗水垂らすという表現を使うことができるのです。

「汗水垂らす」の言葉の使い方

汗水垂らすという表現は仕事においても勉強においても使うことができる表現です。

「汗水垂らして」といった形で使うことにより、一生懸命がんばったという意味合いを含めることができます。

「汗水垂らす」を使った例文・短文(解釈)

それならば、汗水垂らすという表現を使うとどのような文章ができあがるのでしょうか。

ここでは汗水垂らすという表現を使った例文をいくつか紹介します。

「汗水垂らす」の例文1

「子供たちは汗水垂らして一生懸命山を登り、2時間かけて山頂にたどり着いた」

遠足などで山登りをすることもあるのではないでしょうか。

特に幼い子どもたちにとっては山登りは大変です。

しかし子供たちは一生懸命友達と手をつなぎ、歌を歌いながら山を登っていくのです。

山頂で友達と食べるおにぎりはとてもおいしいでしょうね。

子供たちは汗水垂らして山頂にたどり着いた、汗水垂らして山を登った、ということができます。

この場合は子供たちは実際に汗を流しているかもしれません。

「汗水垂らす」の例文2

「シングルマザーの母は汗水垂らして一生懸命働き、僕を大学まで行かせてくれた。卒業したら必ず恩返しをしたい」

最近は経済的に難しい時代が続いていますが、それはシングルペアレンツにとってはなおさらのことです。

特に女性が働くのはなかなか厳しい時代だといわれていますので、シングルマザーが子供を育てるという事は決して簡単なことではありません。

そんな中、シングルマザーであってもいくつか仕事を掛け持ちしたり、周りに頭を下げたりして一生懸命働き、子供のためにお金を稼いでいる人たちもいるのです。

もちろん、子供のそばにいたいと思う時もあるでしょう。

しかしシングルマザーが一生懸命働くことによって子供が大学に行けるようになるのです。

そのようなお母さんたちは正しく汗水垂らして一生懸命働いたと言えるでしょう。

「汗水垂らす」の例文3

「息子は汗水垂らして一生懸命勉強し、念願の大学に合格した」

大学受験はなかなか大変なものです。志望校ともなると、かなり勉強しなければ合格できないレベルの大学である可能性もあります。

毎日寝る時間を削って一生懸命勉強し、それでもギリギリで合格するという事さえあるかもしれません。

しかし、今まで勉強して努力をしてきた分は決して無駄にはなりません。

汗水垂らして一生懸命勉強すれば、大学への合格が近づきます。

もしも志望校を目指して勉強しているのであれば、ぜひ日々努力を繰り返したいものです。

「汗水垂らす」の例文4

「兄は汗水垂らしてアルバイトをし、一生懸命お金を貯めて両親を助けていた」

学生時代など、たとえフルで働けなかったとしてもアルバイト等でお金を稼ぎ、家庭を助けるという人もいるかもしれませんね。

特に両親が経済的な困難にある場合、あるいはシングルペアレンツなどの場合、子供も親に協力しようという気持ちを持つことが多いと言われています。

アルバイトをしながら勉学に励み、貯金をして家庭を助けるという事は並大抵のことではありません。

そのような努力はまさしく汗水垂らしてという表現がふさわしいと言えるでしょう。

両親もとてもありがたく思っている事でしょう。

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