「目を丸くする」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「目を丸くする」とは?意味と使い方

この記事では、「目を丸くする」の意味を分かりやすく説明していきます。

「目を丸くする」とは?意味

驚いて目を大きく開いて見るという意味です。

この場合の「目」は、人間でいうと顔についている、ものを見るための器官です。

「丸い」は円や球の形を指します。

驚いたときには、目を大きく開いて、円のような形になります。

こういったことから「目を丸くする」とは、驚いて目を大きく開いて見るという意味になります。


「目を丸くする」の概要

感情が表情に現れる人がいます。

そのような人は、驚いたときにこの言葉が指す状態になることがあります。

商品の値段のことで考えてみます。

普段、スーパーで売られている牛乳は1リットルパックが170円前後です。

やや高いものでも200円ほどです。

あるとき、品薄などの影響で400円で販売されていました。

高い牛乳の普段の値段の2倍の値段です。

こんなにも高い値段の牛乳を見たことがなく、びっくりしました。

「今日は牛乳を買おう」と普通に思っていたのに、思わぬ値段に驚いてしまい、目を大きく見開いて値段を見てしまいました。

このさまを「目を丸くする」といいます。

動物もこのような状態になることがあります。

あるとき、地震がありました。

この猫は大きな地震を体験したことがないので、何があったのかわかっていないようです。

突然足元が揺れて驚いていて、動けなくなっています。

猫の目は普段やや横長の形をしています。

地震があってびっくりしたときには、目が丸くなっていました。

猫にとっては、これが目を大きく開いている状態なのでしょう。

これを「目を丸くする」といいます。


「目を丸くする」の言葉の使い方や使われ方

びっくりして目を大きく開くさまを指して使用する言葉です。

何に驚くのかは人それぞれなので、さまざまな場面で使用されています。

人間だけでなく、動物の様子も指します。

目に力を入れれば大きく開くことができますが、このことを指してはあまり使用しません。

びっくりして、そして目を大きく開くことをいいます。

びっくりしていないときには使用しません。

たとえば、不思議だなと思ったときには、目の大きさを変えないか、目を細くすることでしょう。

うれしいときには笑顔になって目が細くなります。

悲しいときには涙が流れて、このときには目が細くなります。

涙が流れないように、目を無理に大きくするかもしれませんが、これもこの言葉が指すものではありません。

「目を丸くする」の類語や言いかえ

「目を見開く」が似たような意味の言葉です。

「見開く」には目を大きく開けるという意味があります。

びっくりしたときに目を大きく開く意味だけでなく、メイクをするときや物をよく見ようとするときに目を大きく開く意味もあります。

まとめ

感情が思わず表情に出てしまうことがあります。

多くの人は、びっくりしたときには目を大きくすることでしょう。

そのときの様子を指している言葉です。

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