「総スカン」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「総スカン」

「総スカン」「そうすかん」と読みます。

片仮名が入るのですが外来語や和製英語ではなく、れっきとした日本語です。

「総スカン」の意味

「総スカン」の意味と由来について紹介します。

「総スカン」の意味

「総スカン」には2つの意味があります。

1つ目は「周囲の人全てから嫌われること」です。

職場で何となく雰囲気に馴染めずに孤立してしまったり、相性が悪い人ばかりでとても一緒にいられないと思うことはありますが、「総スカン」の場合は自分に何かしらの原因があり、皆から嫌われているという意味が強くなります。

2つ目は「誰にも味方になって貰えずに孤立すること」です。

何か意見を述べた時に全員に反対されたり、考え方が他の人とは違うので反感を買ってしまう状態です。

「総スカン」の由来

「総スカン」の由来は「総」「好かん」だという説が最も有力です。

「総」「すべて・全部」を意味していて、「好かん」は関西弁で「好きではない」「嫌い」を意味する表現です。

「総スカン」は明治時代後半に生まれた言葉と言われ、当時の政府には関西出身者が多くいた為に、東京にも広まったという説があります。

当時はまだ片仮名表記の言葉も多く、新語であることから「好かん」を片仮名にしたのではないかと見られています。

「総スカン」の言葉の使い方

「総スカン」の使い方には以下のポイントがあります。

名詞として使う

「総スカン」は名詞として使われます。

後に続く言葉として最も使われているのが「食らう」で、「総スカンを食らう」と言います。

「食らう」は実際に食べるのではなく「うける」「こうむる」という意味で、「とばっちりを食らう」「ビンタを食らう」などに使われています。

或いは素直に「総スカンされる」とも使われたり、「これは総スカンだ」などと状況を表す名詞としても使われます。

良い意味ではないこと

「総スカン」は、その人以外全員が敵に回る状態を意味します。

集団行動をする上では決して良い意味では使われません。

噂話など軽い気持ちで人に言わない方がいいでしょう。

例えばごく一部の人達と対立しているのに「総スカンを食らった」と言ってしまうと、関係のない人達が不快な思いをするので注意が必要です。

「総スカン」を使った例文・短文(解釈)

「総スカン」を使った例文と解釈を紹介します。

「総スカン」の例文1

「彼女は合コンで目立ち過ぎて後で女友達から総スカンを食らった」

合コンの目的は男女楽しく会話をすることですが、実際には恋活・婚活の場として気合いを入れて参加する女性もいます。

自分だけ露出度の高い服装をして、モテる男性の隣をキープして離れないなどの行動をとると、他の女性から嫌われてしまうでしょう。

女性同士は噂話が恐く、その後女友達全員から嫌われてしまった状態を表しています。

「総スカン」の例文2

「あんなことを言ったら総スカンを食らうのは当たり前だろう」

人はついうっかり漏らしたひとことで周囲の人達の気分を害してしまうことがあります。

自分では場を盛り上げるつもりで言ったのに、人を傷つけたりネガティブなことを言えば、誰もが「この人とはかかわり合いたくない」と思うでしょう。

友達から言われてそのことに気付いたという文です。

「総スカン」の例文3

「大きなミスをしてしまい部署で総スカン状態になった」

仕事でのミスは誰でもあるものです。

しかしそのミスがあまりにも大きくて周囲の人達が大迷惑をこうむる様だと、しばらく口を聞いて貰えないでしょう。

但しこちらは一時的なものと思われます。

「総スカン」の例文4

「彼女はデートがあるからとドタキャンをして翌日から総スカンされた」

女性は恋をすると全て彼氏中心の生活になってしまいます。

前から女友達と食事や旅行の約束をしていても、彼氏からデートの誘いがあると平気でドタキャンしてしまうのです。

女友達から嫌われても仕方ありません。

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