「隠れ貧困層」とは?意味や言葉の使い方を解説

「隠れ貧困層」とは?新語・ネット用語

この記事では、「隠れ貧困層」を分かりやすく説明していきます。

「隠れ貧困層」の意味

一見普通の生活を送っているように見えるが貧困に陥る可能性が高い世帯のこと


「隠れ貧困層」の解説

「隠れ貧困層」とは、表面上では貧困を抱えているように見えないが経済的に苦しい生活を送っている状態のことです。

最低限の生活を維持するのが困難なほど貧困な状態を「絶対的貧困」と言い、絶対的貧困の予備軍を「相対的貧困」と言います。

隠れ貧困は相対的貧困の一種で、このままの生活を続けるといずれ貧困に陥る可能性があるものです。

隠れ貧困はひとり親家庭やワーキングプアに多く、特に日本ではひとり親世帯の約半数が生活水準を下回っていることが問題になっています。

また、現在は平均的な生活水準を維持している30~50代に隠れ貧困が増えていることも示唆されています。

多額の住宅ローンを抱えている世帯、貯蓄が少ない世帯は、不景気や失業などのアクシデントが起こった時に家計が破綻するリスクを持っているためです。


「隠れ貧困層」の使われ方

「隠れ貧困層」「隠れ」と形容されているように、あくまでも見た目では貧困層とはわかりません。

しかし収入は水準以下なので贅沢する余裕は一切ない、というのが現状です。

例えば「家計が苦しくても子どもにはスマートフォンや流行のファッションを与えている」「安給料のほとんどが毎月のカード払いで引き落とされ、生活はギリギリ」といった世帯を隠れ貧困層と形容することができます。

隠れ貧困には、貧しさを隠している場合と本人が自覚していない場合があります。

いずれにしても、当事者をバッシングするために口にすることは不適切です。