この記事では、“instead of”と“on behalf of”の違いを分かりやすく説明していきます。
「instead of」とは?
“instead of”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~の代わりに」という意味で、何かに代わって他の人や物になることを言います。
2つ目は「~する代わりに」という意味で、誰かが何かをする代わりに他のことをすることを言います。
3つ目は「~しないで」という意味で、何かをせずに、その代わりに他のことをすることを言います。
上記に共通するのは「何かの代わりにすること」という意味です。
「instead of」の使い方
“instead of”は「~の代わりに」「~する代わりに」「~しないで」という意味で使われます。
副詞として使われますが、“instead of”の後には主語や動詞を省略して名詞だけが来ることも多くあります。
基本的に、人や物、ものごとの代わりになる時に使われる言葉です。
「on behalf of」とは?
“on behalf of”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~の為に」という意味で、何らかの利益を目的としていることを言います。
2つ目は「~の代わりに」という意味で、誰かの代わりに他の人が立つことを言います。
3つ目は「~の代表として」という意味で、大勢の人たちの代わりとなることを言います。
上記に共通するのは「誰かや他の人たちの代わりになる」という意味です。
「on behalf of」の使い方
“on behalf of”は「~の為に」「~の代わりに」「~の代表として」という意味でつかわれます。
名詞として使われ、“in behalf of”と使われることもあります。
基本的に、他の人の代わりや組織・集団を代表して何かをする時に使われる言葉です。
「instead of」と「on behalf of」の違い
“instead of”は「人や物、ものごとの代わりに何かすること」という意味です。
“on behalf of”は「人の代わりや組織・集団を代表して何かをすること」という意味です。
「instead of」の例文
・『He comes by plane instead of by train. 』
(彼は電車の代わりに飛行機で来る)
・『You must tell the truth instead of making an excuse. 』
(君は言い訳ばかりしていないで、真実を語るべきだ)
・『Please send him an email instead of me. 』
(私の代わりに彼にメールを送って下さい)
「on behalf of」の例文
・『The Executive Director made a speech on behalf of the company. 』
(会社を代表して常務取締役がスピーチをした)
・『I will answer on behalf of our General Manager. 』
(部長に代わりまして私がお答えします)
・『I attended the meeting on behalf of my boss. 』
(私は上司の代わりに会議に出席した)
まとめ
今回は“instead of”と“on behalf of”について紹介しました。
“instead of”は「人や物、ものごとの代わり」、“on behalf of”は「人や組織の代わり」と覚えておきましょう。