この記事では、「あさつき」と「エシャロット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「あさつき」とは?
ネギ属の多年草です。
地下に鱗茎を作ります。
地上に出ている部分は青ネギに似ていますが、ネギとは別のものです。
葉は青く、細い形状をしており、「糸ネギ」の別名もあります。
食用にされている植物で、食感はしゃきしゃきとしており、やや辛みがあります。
酢味噌和え、てんぷら、おひたし、炒め物など、さまざまな料理にして食べられています。
しゃきしゃきとした食感と、ぴりっとした辛さを残すためには、加熱し過ぎないことがポイントです。
選び方ですが、葉がみずみずしくて元気を感じられ、鱗茎がつやつやしているものがよいとされます。
一年中出回っていますが旬は2月ごろです。
乾燥すると味が落ちてしまうので、新聞紙に包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存をします。
収穫から日数が経つほど風味が落ちてしまうので、購入後はできるだけ早く食べ切るようにします。
「あさつき」の使い方
ネギ属の多年草で、葉が青く細く、地下に鱗茎を作る植物を指す言葉です。
「エシャロット」とは?
ネギ属の植物で、タマネギを小ぶりにしたような形をしているものです。
原産地は中央アジアだといわれており、昔からヨーロッパや中東アジアで食べられています。
フランス料理ではよく使用されます。
タマネギと同じような食べ方をすることができ、スープ、炒め物、サラダ、ソースなどとして食べられています。
選び方ですが、皮にツヤがあり、手にしたときに重みを感じられるものがよいとされています。
保存は新聞紙に包んで冷暗所で行います。
暑い季節には冷蔵庫に入れておきます。
日本のスーパーでは、ラッキョウやニンニクのような形をしたものが「エシャロット」として売られていますが、これは「エシャレット」といいます。
ラッキョウを土寄せして軟白栽培し、若いうちに収穫したものです。
「エシャロット」の使い方
ネギ属のタマネギを小ぶりにしたような形の植物を指して使用する言葉です。
「あさつき」と「エシャロット」の違い
どちらの植物もネギ属で食用にされていますが、同じものではありません。
「あさつき」は青ネギのような見た目をしています。
細く青い葉と鱗茎を持つことが特徴です。
「エシャロット」はタマネギのような見た目をしています。
売られているものには葉がついていません。
「あさつき」の例文
・『あさつきを使った炒め物』
・『今日の夕飯にはあさつきを使おう』
・『スーパーであさつきが安売りされていた』
・『あさつきのぴりっとした辛みが好き』
「エシャロット」の例文
・『エシャロットをみじん切りにする』
・『エシャロットを使ったスープ』
・『エシャロットを農家からもらった』
・『エシャロットを煮込む』
まとめ
ネギ属の植物で食用にされている点は同じですが、見た目は異なります。
また、食感や味も異なります。