「いいえ、ケフィアです」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「いいえ、ケフィアです」とは?新語・ネット用語

この記事では、「いいえ、ケフィアです」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「いいえ、ケフィアです」とは?意味

「いいえ、ケフィアです」とは、株式会社やずやで販売する千年ケフィアのコマーシャルで使われていた台詞の一つです。

この台詞が世の中に広まったのは2007年のことで、若者の間では「いいえ、○○です」と言い換えられた言葉が流行ったことでその親世代にまで広がりました。

「gooランキング」では1位に選ばれるほど多くの人の記憶に残る言葉になっており、印象深いキャッチコピーとなります。


「いいえ、ケフィアです」の概要

カカフス地方で誕生したケフィアとは、きのこが入っているヨーグルトであり、健康にいいとされた発酵乳です。

子供からお年寄りも食べやすく、毎日食べて健康的な体作りを目指せるという魅力的な食べ物でした。

通信販売でも気軽に購入できることから、仕事で忙しい世代にも受け入れられたヨーグルトきのこの菌は繰り返し使えるのが経済的。

それに対してケフィアは1回だけしか使えないため、コストパフォーマンスは少し高めです。

そんなやずやのテレビコマーシャルがニコニコ動画に投稿されていますが、「ヨーグルト。

いいえ、ケフィアです」
と題名に書かれているように、多くの人がどう見ても「ヨーグルトだろう」と思っていたため、違うと否定する意味をこの言葉で表します。


「いいえ、ケフィアです」の言葉の使い方や使われ方

やずやのテレビコマーシャルが流れていた当時は、真っ白でとろみがあるケフィアは男性の性的なものに例えて、「いいえ、ケフィアです」と、食べ物であることを証明するときに使われていました。

そんな言葉の使い方としては、「これはグルメースですか」と聞かれたときは「いいえ、ケフィアです」と言い、質問された内容を否定するときの答えとして使います。

また「これはティッシュですか」「ローションですか」と下ネタも交えて聞かれたときは「いいえ、断固としてケフィアです」と強く否定し、決していやらしいものではないということを伝えるために使われていました。

「いいえ、ケフィアです」を使った例文

・『それは違う商品ですか。いいえ、これは正真正銘のケフィアです』
・『これはヨーグルトになりますか。いいえ、それらはすべてケフィアです』
・『君の頭はかの有名なグルメーレスですか。いいえ、私はケフィアです』
違う商品と間違っている人に対して「いいえ、ケフィアです」と言い、相手に認識の違いについて指摘したり、一部のものだけがケフィアではないかと間違って質問したり、ヨーグルトと勘違いしている人に対しては「いいえ、すべてがケフィアです」と訂正して、正しい認識させるために答えます。

そして、自分がグルメーレスかと聞かれたときは違うと強く否定するとき「私はケフィアです」としっかり商品名を言うことで相手も冗談が通じる相手だと納得し、いい関係を築ける人だと認識するわけです。

まとめ

株式会社やずやはすでに破産手続きしている状態ですが、いまだに人々の心に残る台詞として記憶に残り、子供の頃にCMを観た人が大人になり、冗談で「いいえ、ケフィアです」と使ってはその場を楽しい雰囲気にできる言葉です。

学生時代の友人や先輩に再会したときに「私はケフィアです」と言ってみれば相手も緊張がほぐれて、明るい雰囲気で会話ができるでしょう。