「おいおい瞬殺だよ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「おいおい瞬殺だよ」とは?新語・ネット用語

インターネットを見ていて「おいおい瞬殺だよ」という言葉を見かけたことはありませんか?なんとなく意味はわかるけれどはっきり説明できない、という人も多いのではないでしょうか?
この記事では、「おいおい瞬殺だよ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「おいおい瞬殺だよ」の意味と元ネタ

「おいおい瞬殺だよ」は、「一瞬でやられてしまう」という意味。

「またたく間に終わる」という意味もあります。

2018年に話題になった言葉で、KADOKAWAによって年に10回発行されている雑誌「ハルタ」に掲載された「ヒナまつり」(大武政夫著)の主人公で、やくざの新田(にった)が放った言葉です。

やくざの言葉なので物騒な感じですが、実際は新田が共に暮らしている少女ヒナと格闘ゲームをして、1秒もたたずにライフゲージを削られて倒されたときの言葉です。


「おいおい瞬殺だよ」の言葉の使い方や使われ方

「おいおい瞬殺だよ」は、またたく間に終わってしまう、やっつけてしまうなどの場面で使います。

大量のご飯を目の前にして喜んでいるときに、人に「食べ切れるの!?」と聞かれたら、大丈夫、余裕で食べれる、の意味をこめて「おいおい瞬殺だよ」と使います。

「おいおい瞬殺だよ」は原作の漫画の中でも、大変面白い使われ方をしています。

「おいおい瞬殺だよ」は6巻の32話に出てくる言葉ですが、1話に3回も出てきます。

1回目は新田がヒナに格闘ゲームで負けたときで、新田「おいおい瞬殺だよ」ヒナ「新田弱すぎ」と出てきます。

2回目は、新田が世話焼きのいいやくざだったため、密着ドキュメンタリーでやくざの恐ろしい場面を撮りたかったテレビ局のディレクターの手で、格闘ゲームで負けたシーンをねつ造されたときに次のように使われました。

聞き手「そんな生き方では敵だらけになりませんか? それでどうするんですか?」新田「おいおい瞬殺だよ」 3回目は、このねつ造VTRを見た組の連中にイジられた新田が家でゲーム三昧のヒナに八つ当たるシーンで用いられています。

新田「いつもゲームばかりしやがって! 宿題とかしてんのか?」 ヒナ「おいおい瞬殺だよ」 またたく間に終わることならどんなシーンにも使うことができるので、便利な言葉とも言えます。


「おいおい瞬殺だよ」の類語や言いかえ

「瞬殺」には、次のような類語があります。

・あっけなく
・ひとたまりもなく
・一撃で
・一発で
・あっさりと
・鎧袖一触で(がいしゅういっしょく)

まとめ

「おいおい瞬殺だよ」は、漫画「ヒナまつり」で主人公の新田が放った言葉です。

ものごとがまたたく間に終わったときに使う言葉で、ストレートに使えば簡単に相手を倒すことができたときや倒されたときに使います。

また、一瞬で終わらせることが可能な事例に対しては、どれにでも使うことができます。

実生活でも使いやすい言葉なので、タイミングよく使うと会話を盛り上げることができるでしょう。