この記事では、「がっかり」と「がっくり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「がっかり」とは?
「がっかり」には以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は「当てが外れたり、望みが叶わずに、気力がなくなる様子」という意味で、「旅行が中止になってがっかりする」などと言います。
基本的にこちらの意味で使われることが多く、精神的に落ち込んだ状態に重点を置いた言葉です。
2つ目は「ひどく疲れて気が抜ける様子」という意味で、「トラブルが起きて一日中かけずり回り、がっかりして動きたくない」などと言います。
上記に共通するのは「何かがきっかけとなり、急に気が抜ける様子」という意味です。
「がっくり」とは?
「がっくり」には以下の3つの意味と使い方があります。
1つ目は「急に折れ曲がったり、崩れ落ちたりする様子」という意味で、「がっくりとうなだれる」などと言います。
2つ目は「一気に疲れたり、気落ちしたりして、どんよりとする様子」という意味で、「彼女にフラれてがっくりする」などといます。
3つ目は「上下の差が大きい様子」という意味で「客足がっくりと減る」などと言います。
上記に共通するのは「気持ちや状況が急に緩む様子」という意味です。
「がっくり」は、「がくり」「がっくし」などとも言われ、語源は「がくっ」「がっくん」など、ものが折れ曲がる時の音からくる擬音語、または擬態語です。
その為に、精神的に落ち込むだけではなく、見た目で元気がなくなったり、うなだれるなどの動作も含んで使われます。
「がっかり」と「がっくり」の違い!
「がっかり」は「気力がなくなり、精神的に落ち込んでいる様子」です。
「がっくり」は「元気がなくなり、うだなれたり落ち込んだりする様子」です。
まとめ
今回は「がっかり」と「がっくり」の違いをお伝えしました。
「がっかり」は「精神的に落ち込む」、「がっくり」は「見た目的にも落ち込む」と覚えておきましょう。