この記事では、「げっぷ」と「おなら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「げっぷ」とは?
「げっぷ」の意味と概要について紹介します。
「げっぷ」の意味
「げっぷ」は、「口から飲み込んで胃の中に溜まった空気が、口から排出される生理現象のこと」です。
「げっぷ」の概要
「げっぷ」は、食べ物と一緒に飲み込んだ空気が、胃の中に溜まり、逆流して口から排出される生理現象のことを言います。
本来、呼吸として吸い込んだ空気は肺に送られますので、「げっぷ」にはなりません。
食べ物を食べる時に空気を飲み込むと、それが食道を通って胃に溜まります。
この空気が逆流したものが「げっぷ」ですが、胃液や一緒に食べた物の匂いなどが混じっている為に、匂いがするのです。
因みに、「げっぷ」は海外では非常に下品で失礼な行為であり、食事中にするのは厳禁とされています。
「おなら」とは?
「おなら」の意味と概要について紹介します。
「おなら」の意味
「おなら」は「屁の別称、口から飲み込んで胃腸に溜まった空気が、肛門から放出される生理現象のこと」です。
「おなら」の概要
「おなら」は、食べ物と一緒に飲み込んだ空気が、胃腸に溜まり、肛門から排出される生理現象のことを言います。
同じ空気が逆流して口からでたものが「げっぷ」です。
「おなら」の方が臭いのは、食べたものが腸内細菌により発酵されて、ガスを発生させるからです。
腸内のガスは、口や鼻から入った空気が大半で、あとは微生物により作られる「腸内ガスです。
本来は無臭なのですが、これに「硫化水素」が含まれていると悪臭が発生します。
「げっぷ」と「おなら」の違い!
「げっぷ」は「口から飲み込んだ空気が、口から排出される生理現象のこと」です。
「おなら」は「口から飲み込んだ空気が、肛門から放出される生理現象のこと」です。
まとめ
今回は「げっぷ」と「おなら」の違いをお伝えしました。
「げっぷは口から出る」、「おならは肛門から出る」と覚えておきましょう。