「すだれ」と「よしず」の違いとは?分かりやすく解釈

「すだれ」と「よしず」の違い違い

この記事では、「すだれ」「よしず」の違いを分かりやすく説明していきます。

「すだれ」とは?

「すだれ」とは、「細かく割った竹・葦・樹脂などを糸で編んでつくったもので、日除け・目隠し・気温の引き下げなどの用途に使われるもの」を意味しています。

「すだれ」は漢字で「簾」と表記しますが、「窓などに吊り下げて使うことができる小型のもの」を特に意味することが多くなっています。

「すだれ」は厳密には、吊り下げて使用する小型の「掛け簾(かけすだれ)」と軒先に立てかけて使う大型の「立て簾(たてす)」に分けられます。


「よしず」とは?

「よしず」とは、「主に葦・樹脂を材料にしてつくられたもので、軒先などに立てかけて使う大型のすだれ」を意味しています。

「よしず」は漢字で「葦簾・葦簀」と表記しますが、「軒先などに立てかけ、水をかけて周りを涼しくできる大型のすだれ(立て簾)」のことなのです。

「よしず」は周囲の気温を引き下げる効果はあるのですが、「大型で収納・保管が不便、屋外に出しておくと腐食しやすい」といったデメリットもあります。


「すだれ」と「よしず」の違い!

「すだれ」「よしず」の違いを、分かりやすく解説します。

「すだれ」「よしず」はどちらも「主に葦・樹脂を材料として糸で編んでつくったもの(日除け・目隠し・気温低下の用途)」を意味していますが、「すだれ」「窓などに吊るして使える小型のタイプ」を意味しています。

「すだれ」に対して「よしず」のほうは、「軒先などに立てかけて使用する大型のタイプ」を意味している違いがあります。

「よしず」のほうが「すだれ」よりも「周囲の気温を下げる効果(涼み効果)」は高いのですが、「大型なので収納・保管が難しいデメリット」もあります。

まとめ

「すだれ」「よしず」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「すだれ」とは「細かく割った竹・葦や樹脂などを糸で編んだもので、日除け・目隠しなどの用途に使われる」を意味していて、「よしず」「主に葦・樹脂を材料にしてつくられるもので、軒先などに立てかけて使用する大型のすだれ」を意味している違いがあります。

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