この記事では、「たっぷり」と「たくさん」の違いを分かりやすく説明していきます。
「たっぷり」とは?
「たっぷり」には、主に3つの意味があります。
1つめは、十分にあるさまです。
「たっぷりのお湯でパスタをゆでる」のように、満ち溢れるほど十分にあるさまを表します。
2つめは、時間や幅など、分量が余裕であるさまです。
「時間はたっぷりある」のような使い方をします。
3つめは、少なめにおおよその検討とつけても、それだけの数量は十分にあることです。
「会議はたっぷり1時間はかかるだろう」のような使い方をします。
「たくさん」とは?
「たくさん」には、3つの意味があります。
1つめは、数量が多いことです。
「たくさんの車が並んでいる」のような使い方をします。
2つめは、数量が十分であることです。
多くの場合、十分でもうそれ以上はいらないことを意味します。
「お酒はもうたくさんです」のような使い方をします。
3つめは、名詞と一緒に使われて十分であるさまを表すことです。
「たくさん」は漢字で「沢山」と書き、「子沢山」のような使い方をします。
「たっぷり」と「たくさん」の違い
「たっぷり」は満ち溢れるほど十分にあるさまを意味します。
外に出そうなほどや、外にこぼれるほどに十分にあるさまを表しています。
その他、余裕があることも意味します。
「たくさん」は数や量が多いことです。
「たっぷり」とは違い、溢れるほどでなくても「たくさん」という言葉が使用されます。
まとめ
どちらも十分であることを表していますが、どの程度の十分さなのかが異なります。