この記事では、「だけど」と「でも」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だけど」とは?
「だけど」の意味と使い方について紹介します。
「だけど」の意味
「だけど」が「だけれども」が口語化した言葉で、「先の事柄に対して、後の事柄が反対の内容であることを表す接続詞」「そうではあるが」という意味です。
「だけど」の使い方
「だけど」は、助動詞「だ」に助詞「けれども」が付き、「だけれども」として使われていたのが、口語により簡略化された言葉です。
前に述べた事柄に対して、反対する内容を述べる時に使われる逆説の接続詞です。
会話で使われる場合、相手の言うことや、前に述べた内容をある程度認めて、「そうではある」とした上で、反論を述べる時に使われます。
絶対的に相手と対立するのではなく、こちらの言い分も認めて欲しいという時の表現です。
「でも」とは?
「でも」の意味と使い方について紹介します。
「でも」の意味
「でも」は、「それでも」が口語化した言葉で、「先の事柄を肯定しながらも、それが予想された結果とは違っていることを表す接続詞」「にもかかわらず」という意味です。
「でも」の使い方
「でも」は、先に述べた事柄を肯定しながらも、それに反する結果であることを伝える時に使われる言葉です。
「それでも」と同じ意味で、最初の事柄があったにもかかわらず、違う結果になり、それに対して残念であるというニュアンスを含みます。
例えばビジネスでは「やるべきことはやった、でも結果が出なかった」と使います。
また、「でも」には言い訳の意味で「でも納得できない」などという時にも使われます。
「だけど」と「でも」の違い!
「だけど」は「先の事柄に対して、後の事柄が反対の内容であることを表す接続詞」です。
「でも」は「先の事柄を肯定しながらも、予想された結果とは違っていることを表す接続詞」です。
まとめ
今回は「だけど」と「でも」の違いをお伝えしました。
「だけどは『そうではあるが』」、「でもは『にもかかわらず』」と覚えておきましょう。