「ちゃんと」と「きちんと」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ちゃんと」と「きちんと」の違い違い

この記事では、「ちゃんと」「きちんと」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ちゃんと」とは?

「ちゃんと」の意味は以下の通りです。

1つ目は「少しも乱れず整っている様子」という意味で、完全に整理されていることを言います。

2つ目は「確実で間違いがない様子」という意味で、筋道が通っていたり、常識的でまともなことを言います。

3つ目は「十分であること」という意味で、特に文句のつけようがないことを言います。

4つ目は「素早く動作する様子」という意味で、さっと行動することを言います。

上記に共通するのは「間違いがない」という意味です。

「ちゃんと」の語源は幾つかありますが、代表的なのは「丁度(ちょうど)」が変化したという説で、「ある基準い過不足なく一致すること」を表します。


「ちゃんと」の使い方

「ちゃんと」「少しも乱れず整っている様子」「確実で間違いがない様子」「十分であること」「素早く動作する様子」という意味で使われます。

副詞として「ちゃんとする・した」「ちゃんとして」と使われたりします。

基本的に、ものごとが正しく行われていたり、十分な状態であることに使われる言葉です。


「きちんと」とは?

「きちんと」の意味は以下の通りです。

1つ目は「きれいに整っていて、乱れていない様子」という意味で、よく整理されていることを言います。

2つ目は「規則正しく正確な様子」という意味で、順序通りに間違いのないことを言います。

3つ目は「過不足や空白のない様子」という意味で、ぴったり合うことを言います。

上記に共通するのは「乱れがない」という意味です。

「きちんと」の語源は幾つかありますが、代表的なのは「きちきち」が変化したという説で、「物が隙間なくいっぱいに詰まっている様子」を表します。

「きちんと」の使い方

「きちんと」「きれいに整っていて、乱れていない様子」「規則正しく正確な様子」「過不足や空白のない様子」という意味で使われます。

副詞として「きちんとする・した」「きちんとして」と使われます。

基本的に、ものごとが良く整っていたり、順序通りに行われていることに使われる言葉です。

「ちゃんと」と「きちんと」の違い

「ちゃんと」「ものごとが正しく行われていたり、十分な状態であること」という意味です。

「きちんと」「ものごとが良く整っていたり、順序通りに行われていること」という意味です。

「ちゃんと」の例文

・『面接なのでちゃんとした服装をする』

・『言われたことはちゃんとやりなさい』

・『ちゃんとした仕事に就く』

・『毎朝ちゃんとご飯を食べる』

「きちんと」の例文

・『部屋をきちんと片づける』

・『本をきちんと揃える』

・『彼は下宿代をきちんと月末に払っている』

・『きちんとした身なりの人だ』

まとめ

今回は「ちゃんと」「きちんと」について紹介しました。

「ちゃんと」「正しい状態」「きちんと」「整っている状態」と覚えておきましょう。

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