この記事では、「つくね」と「ハンバーグ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「つくね」とは?
鶏肉や豚肉のひき肉、魚の身をたたいたものなどに、鶏卵やかたくり粉などをつなぎとして加え、手でこねて丸め、焼く、揚げる、煮るなどした食べものです。
必ずしも獣肉を使用するのではなく、魚が使用されることもあります。
また、長ネギや大葉などを加えることもあります。
「つくね」は手でよくこねることで、丸められるくらいの固さになります。
また、鶏卵やかたくり粉などを加えていることも、丸めて固められる理由です。
形成せずに調理することはなく、必ず丸めて形成をします。
形成したものをそのまま調理することもあれば、串に刺してから調理することもあります。
大きさや形に決まりはありません。
「つくね」の使い方
鶏肉・豚肉・魚などを細かくしたものに、鶏卵やかたくり粉などを加え、混ぜ合わせて丸めたものを、焼く・揚げるなどして調理したものを指して使用します。
必ず手で丸めています。
獣肉を使用しているものも、魚を使用しているものも、どちらもこの名前で呼ぶことができます。
「ハンバーグ」とは?
ハンバーグステーキのことです。
牛や豚などのひき肉に、みじん切りにしたタマネギ、パン粉、鶏卵、塩などを混ぜ合わせ、形を整えて焼いた食べものです。
使用するのは牛のひき肉、あるいは牛と豚の合いびき肉です。
鶏肉や魚は使用しません。
肉にはパン粉や鶏卵、塩などを混ぜ合わせます。
みじん切りにしたタマネギを加えることも一般的です。
パン粉を加えることで、「ハンバーグ」に柔らかさが生まれます。
鶏卵は加熱をすると固まる性質があり、「ハンバーグ」をまとまりやすくします。
塩はつなぎの役割があります。
調理方法は焼くで、揚げる、煮るといったことはしません。
食べるときには、ケチャップやデミグラスソースなどをかけることがあります。
「ハンバーグ」の使い方
牛や豚のひき肉、タマネギ、パン粉、鶏卵、塩などを混ぜ合わせて焼いた食べものを指して使用する言葉です。
牛や豚のひき肉以外の肉類や魚を使用したものは、この名前で呼びません。
しかし、豆腐ハンバーグというものがあり、この場合は肉を使用していないことがあります。
「つくね」と「ハンバーグ」の違い
使用している材料と調理方法に違いがあります。
使用している材料は、「つくね」は鶏肉・豚肉・魚などで、「ハンバーグ」は牛や豚のひき肉です。
加える野菜は、「つくね」は長ネギや大葉、「ハンバーグ」はタマネギです。
野菜については、レシピによって多少違いがあります。
調理方法は、「つくね」は焼く・揚げる・煮るなどで、「ハンバーグ」は焼くです。
「つくね」の例文
・『今日の夕飯はつくねだ』
・『スーパーでつくねを購入する』
「ハンバーグ」の例文
・『ハンバーグをお弁当に入れて欲しい』
・『今日の夕飯はハンバーグにしよう』
まとめ
似たような材料を使用し、似たような調理方法ですが、違う食べものを指しています。