この記事では、「でもお高いんでしょう?」の意味を分かりやすく説明していきます。
「でもお高いんでしょう?」とは?意味
「でもお高いんでしょう?」は、日本直販などのテレビ通販で見かける宣伝文句で、この後にいいえ高くはないということを必死にアピールし、セット品を売りつけるための宣伝文句がこの「でもお高いんでしょう?」になります。
なお、この方法はいまだ現役で使用されている通販での司会者と紹介者のやり取りのテンプレートでアメリカの通販番組でも日本と全く同じ方法を取って商品を紹介しています。
「でもお高いんでしょう?」の概要
「でもお高いんでしょう?」に対する問いですが、これは商業などビジネスがかかわる場合、ハイそうです、と商品が高いということを述べることはまずないです。
何故なら、普通ビジネスにおいて商品が高いことを述べれば即座に購入者はその商品の購入をためらいます。
その為、通販番組などにおいては馬鹿正直に、ハイそうですと言わないのはそうした理由です。
逆を返せば、本当に高い商品で価値がある物は堂々とそうですというのはその価格でも売れるが故、ハイそうですと言えるわけです。
その為、通販においては、「でもお高いんでしょう?」という文言で誘い出す商品は売り手が売り切る自信がないとみて取れます。
何故なら、売れるのだったら高かろうと安かろうとそこはスルーしても売買ができるが故、恐らく売り手は自信がないと言い切れます。
「でもお高いんでしょう?」の言葉の使い方や使われ方
「でもお高いんでしょう?」は、通販番組を見ている人物に対して決して高くはないことを伝えるために使用する文言です。
ただ、最近では、通販番組で売られている商品の価格を容易に調べることができるのでこの戦法および文言は相手に対して、高くないという認識を指せるための有効手段ではないです。
「でもお高いんでしょう?」を使った例文
・『(司会者)このランボルギーニ、でもお高いんでしょう?(紹介者)当然です』
この例は、ランボルギーニという自動車は高いのではないかと司会者が切り出し、それに対して当たり前ですと返しています。
通常通販番組などは高くはないことを売りにするのですが、このケースはあえてそうせず、ランボルギーニは特別だと印象付けをしています。
まとめ
「でもお高いんでしょう?」という言い方は、大抵セット販売を売りつける手法として通販番組が使用しているワードで実際不必要なものを購入者は購入しているケースが多いです。
逆に「でもお高いんでしょう?」という問いに対してそうですというタイプの方がいっそう晴れ晴れしており、真実味がかなりあるため逆にありのままを表現する方が好まれるケースも多いです。
例えば自動車などにおいては番組で紹介する場合、「でもお高いんでしょう?」は本当に高額で手が出せない車を紹介することもあり、白々しさがなく晴れ晴れした表現が好まれるケースも多く存在します。